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もしかしてあなたも?出産後に足が痛む!?

お身体の調子いかがですか?

出産後の体の悩みは皆さん必ず出てきます。

 

その中でも特に多いのが

◇お腹やお尻まわりなど体型が戻らない。

◇体重が減らない

◇腰が痛い

◇恥骨の痛み

などがありますが、

出産後のお体の悩みで意外と多いものに足の痛みがあります。

「足」と言っても太ももふくらはぎ足首から下など広い範囲でイメージされると思います。

今回はおおまかな足全体の痛みの原因と各足の部位の痛みについて説明していきます。

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産後骨盤矯正

なぜ足が痛くなる?

①体重の増加

妊娠~出産で少なくとも体重が8キロ~12キロくらい増えてしまいます。

多い方では20キロ位増える人もいます。

 

そうすると重力による筋肉や関節にかかる負荷が増加した体重以上に重くかかってきます。

歩くと体重増加分の3倍くらい、階段の上り下りだと5~7倍くらいかかると言われています。

 

1歩や2歩ならともかく、出産前まで仕事をしていると動く歩数も多くなります。

たとえば10キロ体重が増えた方が一日に3千歩、歩いたとすると、

10キロ×重力などよる負荷3倍分×3000歩という感じになります。

その場合、単純計算で

約90000キロ(90トン)分の負荷がそれまでの体重に加えて多くかかる事になります。

 

数字を見てかるく想像するだけでも足の負荷が増えるのが分かると思います。

 

②体型の変化による重心位置の変化

妊娠から出産前までの間に体重が増加して、単純に負荷が増えることは分かったと思います。

まんべんなく全身にバランスよく体重が分散して増えるのでなく、お腹周りを中心として体型が大きく変わってきます。

そうなるとどうしても体重が極端に前方や後方にかかってきてしまいます。

その際にもともと柔軟性が低かったり、足に違和感を抱えてたりするとその部分の症状が悪化してしまいます。

 

③筋力の低下

妊娠中は後期に入るほど動きにくくなるため運動量も減りがちです。

さらに出産時の1週間くらいの入院生活も入り筋力も低下してきます。

そのため、足まわりだけではないですが、筋肉の柔軟性と筋力の低下が起こり足のトラブルの要因の一つとなります。

 

④育児でのバランスの偏り

妊娠から出産にかけて、体重の増加と重心位置の変化によって足まわりには十分な負荷が蓄積しています、その状態で育児がスタートします。

育児は起きている限りほぼ赤ちゃんにつきっきりななるので、どうしても重心が前方や片側に偏りやすくなるため、足の痛みを発症しやすくなってしまいます。

 

産後に足の「筋肉痛」・「力が入らない」・「つる」のはなぜ?

上記の①~④はそれぞれバラバラに起こっていることはほとんどありません、程度は違えど複合的に起こっています。

たとえば産後に筋力が低下した状態で、体重が増加してしまうだけでも、筋肉痛の原因になりますし、
疲労も蓄積しやすくなり、足がつる原因にもなってしまいます。

また重心位置が変化した状態で、慣れない育児動作(抱っこした状態で立ち上がるなど)を行うということは、
これまで無意識にしていた日常動作と違うため、どのように体のポジションを持っていき動いたらよいか、頭が理解出来てないので力が入りにくく感じます。

産後の足の痛み予防、改善方法

足の痛みが出る場所は、抱っこしての立ち上がりや、運動量が減っていた状態からの歩行などで負荷が掛かりやすい、太ももの前後やふくらはぎなど下腿周囲の筋肉に起こりやすいです。

足の痛みは、「立つ」「歩く」など日常生活での基本動作で常に負荷のかかる所なので、一度痛みだすと長引くことが多いです。

そのため妊娠中の段階で、あまり運動しすぎはダメですが、適度にウォーキングなどで少し動かしたり、足~ふくらはぎのマッサージやストレッチなどで柔軟性の低下を防ぐケアを行うことが重要です。

「足がつる」ふくらはぎのマッサージやストレッチ

ストレッチやマッサージは自分ですると意外と手の方がしんどくなったり、うまく伸ばしにくかったりするので、

なるべく簡単で疲れない方法をご紹介します。

ふくらはぎのストレッチ ふくらはぎのマッサージ 脛のマッサージ

太ももや膝まわりの痛みの予防

子供を抱っこして、座った状態や床に寝ているところからの立ち上がり時に痛みが出る方が多いです、
これは妊娠中お腹が大きくなった状態や、産後の抱っこした状態からの立ち上がりの際に、重心がスムーズに立ち上がる方向に移動出来ていないことが原因です。

予防方法は立ち上がる際に頭の位置を膝より前に出すように体を倒すだけです、
言葉だけでは簡単そうに思いますが、多くの方が無意識に後ろに体重が乗った状態で筋力だけで立ち上がるようになっています、
これは子供を抱っこした状態で持ち上げる時に、子供の重さとバランスをとるために自然に体を反らしていることが原因です。
(試しに椅子に座った状態から胸を張って立ち上がるのと、頭を膝より前に体を倒すように立ち上がるのを比べてもらうと分かりやすいです)
足がそろった状態だとそのまま前に転倒してしまう恐れもあるので、足は少し前後にひらいてバランスを取りやすくすると更に良いです。

太ももや膝まわりの立ち上がり時の痛みは、筋力不足や柔軟性の低下もありますが、この動作の修正だけで改善されることが多いです。

まとめ

今回は産後に意外と多い足まわりのトラブルについてご紹介しました。

産後は育児等で足に負荷が掛かるシーンが多いので、足に「筋肉痛」や「つる」「下半身に力が入りにくい」など起こると、
生活がしにくくなるだけでなく、膝や腰などの痛みの原因にもなります。

少しでもこの記事がこれを読まれているあなたの役に立ち、足の痛みに悩まずに健やかな育児生活を送って頂きたいと思います。

 

もしどうしたらいいのか分からなかったり自分でケア出来る範囲を越えてしまったら、お近くの信頼できます治療院や病院にご相談ください。

早く処置するほど未然に悪化を防ぎ、早く改善することが出来ます。

出産後の骨盤が原因での足の痛みに対する骨盤矯正のことなら、詳しくはこちら【産後の骨盤矯正】のページをご覧ください、

当院では『ひよこクラブ』でも紹介された産後のママに優しい負担の少ない産後骨盤矯正を行っております。

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