何もない所でつまづく？巻き爪と転倒の関係！？

「痛っ！？」つまづいた足元を見ると何もないかった・・

最近何もないのにつまづく事ありませんか？

何もないのにつまづくことが多い、

「最近、運動不足だから、、」

「年齢のせいかな？」

とか軽く思ってしまいがちですが

もしよくつまづくことがあって巻き爪の痛みで悩んでいたら

それって転倒によるケガのサインなんで注意ですよ！

何もないのにつまづく原因は？

つまづく原因にはさまざまありますが、

基本的には自分が思っているよりも足が上がっていないことによる身体の感覚や運動機能のバランスの崩れなんです。

ちょっとイメージしにくいかもしれませんね。

一度目を閉じて手を肩の高さまで上げてみてください。

大体イメージ通り肩の高さまで上がっていました？

身体は目で見てなくても大体このくらいと感覚的に分かってるんですが、疲労感や筋力低下、バランス感覚の崩れでこの部分にズレが出てきてしまうんです！

身体のバランスの崩れはちょっとしたことが原因で起こっています、

私自身もスポーツで足の親指の靭帯を切ったことがあるので経験があるのですが、足先の痛み、特に親指の痛みは歩くときに体重がかかると痛むので非常に気になります。

この気になる部分が続くと、身体のバランスが崩れて転倒のリスクが上がりやすくなります。

今回は親指の痛みでも外反母趾と並んで多い、巻き爪による足の痛みから起こる、転倒のリスクについて紹介しますね。

まずは巻き爪とは？

巻き爪はどの指にもなる可能性がありますが、巻き爪の約90％は足の親指に発生します。

なんで巻き爪になるか知ってますか？

なんで巻き爪になるかをかなり簡単に説明すると、

爪は本来巻いていく傾向があるのですが、歩くことや立つことで指先に体重がかかって力が入ることにより、下からの圧力で爪が内側に巻いていくのに抵抗して平らになっています。

指先が歩くときなどに上手く使えてないので、下からの力が弱くなり爪が巻く力に負けてしまって爪が巻いていくんです。

つまり巻き爪は歩くこととすごく関係があるんです。

巻き爪と転倒の関係

巻き爪で転倒してケガをしやすくなる原因に巻き爪の痛みから逃げることで、歩行の乱れがあります。

歩くときは体重がかかる部分は踵からついて足の親指に抜けていくので、巻き爪があると特に歩くのに影響がでてしまいます。

巻き爪が痛くてかばって歩いてるうちに、身体のバランスが崩れてしまい、自分で気づかないうちにお尻周りや股関節など滑らかに動かなくなっていてつまづきやすくなってしまうことになります。

しかし実は巻き爪の痛みで歩くバランスが崩れて転倒のリスクが増えるのですが、巻き爪になってしまう原因自体も歩行にあるんです。

というのも巻き爪は歩くなどの動く際に、指が使えていないことが発生する要因の一つだからです。

転倒してケガをしないためには？

上の項目で歩き方の影響で巻き爪になりやすくなり、巻き爪になるともっと歩き方がおかしくなるので転倒しやすくなると説明しました。

つまり、巻き爪を予防できる環境を整えてあげると、転倒の予防にもなるということです。

そこで、正しく歩くための準備や練習が大事だということです。

準備

スリッパやヒールは脱げやすかったりバランスが悪いので、どうしても足の指で地面をとらえて歩きにくくなります。

出来れば小さすぎず、やや足先に余裕のある、紐かベルトでしっかり止めることのできる靴を選んでください。

足指を使う練習

巻き爪傾向のある方は、足の指で地面を上手くつかむことが出来ていません。

指でつかむ感覚を練習する必要があります。

タオルなどを床に置き指先だけでたぐりよせる運動がおすすめです。

いきなり効果は出るものでは無いので、自宅でテレビを観ながらでもいいので続ける事が大事です。

まとめ

今回は巻き爪と転倒の関係を紹介しましたがいかがでしたか？

巻き爪は自分でも知らないうちに歩行バランスが崩れて、思っているより足が上がっていない、足指が使えていないことにつながります。

またバランスが崩れることにより転倒のリスクが増えてケガにもつながってしまうということになります。

巻き爪による転倒につながる身体の感覚の変化、歩行のバランスの変化などそれぞれを細かく説明すると難しくなるので今回は大まかに概要を説明しました。

巻き爪で悩まれている方も、巻き爪かなと思われている方も一度ご自身の足指や歩き方を見直してみてください。

早いうちに自分でケアをすることによって、未然に身体のトラブルを防ぐことが出来るはずです。

もし分からなかったり自分でケア出来る範囲を越えてしまったらお気軽にご相談くださいね。