良い姿勢のつもりでも腰痛!?もしかして反り腰でないですか?
最近はテレビや雑誌の影響で姿勢を意識されている人が多いです。
しかし本当に良い姿勢出来ていますか?
実は良い姿勢をしているつもりでも、身体が硬かったり普段そのような動かし方をしていないのでイメージの通りに身体がキープ出来ていなかったり、
そもそもの良い姿勢のイメージ自体が間違っていたりけっこうたくさんの方が良い姿勢を意識しすぎるあまり反り腰気味になっている方がとても多いです。
反り腰の原因はさまざまで、主に女性に多いと言われていましたが、最近は男性にもけっこう多いです。
肩こりや腰痛にならないように、良い姿勢を意識しているのにそれが知らない間に痛みやコリ感を引き起こす原因になる可能性もあります。
今回は一見、きれいな姿勢に見える反り腰についてご紹介していきたいと思います。
この機会にストレッチや生活習慣を見直して身体に優しい健康で正しい姿勢を手に入れましょう。
腰痛
あなたはどれくらいの反り腰でしょうか?まずはチェックしてみましょう。
裸足で壁から踵を5センチほど離れてまっすぐ立ってください。
そのまま頭、せなか、お尻を壁につけます。
腰と壁の間に手を入れて腰と壁の間にかなり余裕があるようでしたら反り腰の可能性があります。
なぜか頭と背中と腰が壁にピタッとついているのが正しい姿勢、という間違った立ち方を聞きますが、背骨はS字を描いていますので、ある程度は浮いているのが正常です。
次にコチラ↓のチェックでお身体の症状をチェックしてみてください。
☑ ポッコリお腹が気になる
☑ 腰を反らせると痛みや違和感を感じる
☑ 仰向けで寝ると腰が痛い
☑ お尻~太腿にかけて違和感がある
☑ 起床時に腰に痛みを感じる
☑ ヒールの高い靴を履く
☑ 外反母趾や巻き爪で悩んでいる
☑ O脚である
☑ 何もない所でつまづく
☑ 出尻のような感じがする
0個・・・今のところ反り腰ではありません、このままの姿勢をキープしてください。
1~3個・・・反り腰注意報、今は反り腰でなくても今後立ち方や座り方に注意しましょう。
3~7個・・・反り腰予備軍、姿勢やスタイル気になっていませんか?早めの対策が大事です!
8~10個・・・すでに反り腰の可能性があります、腰痛など痛みはありませんか?悪化する前に対処しましょう。
今、反り腰の人が増えてきている?
背骨は皆さんがご存知の通り全体を通してS字を描いてカーブを描いています。
反り腰とは背骨の腰の部分のカーブが前にきつくなっている状態の事です。
背骨のS字の湾曲は身体を支えるクッションとして必要ですが、カーブがきつくなりすぎるとこのクッションとしての機能が低下する為、腰に負担がかかりトラブルの原因になってしまいます。
反り腰が増えてきている要因としては、猫背が悪いという認識がひろがって猫背にならないように身体を起こすと結果として腰を反ってしまっているというなり方が多いです。
またパソコン作業などで長い時間座っている姿勢での仕事が増えたことも要因のひとつです。
座った姿勢は骨盤の動きが制限されるので長時間の座った姿勢で筋肉が固まってしまう事により立った時に腰の動きを制限し過剰に反った状態を作ってしまいます。
反り腰は男性型と女性型があり女性の方が多いです。
踵が高い靴を履く機会の多い若い女性によくみられ、高い踵によるつま先重心になることが反り腰を誘発してしまいます。
実は危険?一見姿勢が良く見える人に多い反り腰
「良い姿勢=猫背でない胸をはった姿勢」
と勘違いしている人は非常に多く、そういう人に多いのが猫背にならないように姿勢を意識しすぎるあまり腰を反らして反り腰になっています。
猫背でなければ一見姿勢が良く見えるのですが、身体がまえに行かないように背中や腰に常に力が入っている状態なので身体の負担は非常に多い状態です。
猫背でないからといって良い姿勢とも限らないので知っておきましょう。
反り腰はポッコリお腹やお尻が垂れてくる原因!?
反り腰の場合知らないうちに身体に色々な負担が蓄積していきます。
まず反り腰だと腰が反っていることによりお腹やお尻を突き出したような姿勢になりがちです。
背中~腰にかけては力が過剰に入っているのですが、お尻とおなかの筋肉はあまり使われていないので次第におしりが垂れてきてしまいます。
またお腹の筋肉があまり使われない立ち方は内臓が下がりポッコリお腹が余計に誇張されてしまいます。
さらに反り腰のバランスをとるために首が前に出た猫背姿勢にもなりやすくなってしまうので、背中や肩の筋肉が緊張しがちで凝りやすくなってしまいます。
そのため肩から背中の緊張による寝違いや頭痛も起こりやすくなってしまいます。
しかも反り腰は見た目だけの影響だけでなく全身の健康に影響を及ぼす可能性もあります。
反り腰が起こす身体全体の不調!
反り腰で特に多い身体の悩みはやはり腰痛です。
反り腰になる事で腰やお尻周りの筋肉が効率よく使えない状態になるので腰に負担がかかりやすくなります。
また骨盤から前に傾くことにより、腰は前に反っているにもかかわらず腰の部分の骨の角度が浅くなっている場合がありこれも腰痛を引き起こす原因になります。
また反り腰は腰痛の原因になりやすいだけでなく、腰が反ることでおなかが常に圧迫されるため、婦人科系の症状など女性特有の悩みにつながる可能性も高まってしまいます。
骨盤の傾きが強くなることにより股関節周辺も圧迫されるので、リンパの流れが悪くなり足のむくみや、冷え感、膝の違和感を訴える方もいます。
反り腰がつよいと就寝時に仰向けになった際腰が反ったままで床と腰の間にすき間ができやすくなるので仰向けで寝づらくなります。
そうすると就寝時にリラックスした状態で寝れなくなるので、起床時に腰が痛かったり、寝返りがうちづらいので睡眠の質の低下にもつながってしまいます。
反り腰を防ぐには?
反り腰を防ぐには腰、股関節、骨盤の3つがバランスよく動くことが大切です。
姿勢は毎日少しづつ身体を変化させていくものですので、変なクセがつく前に早いうちに意識することが大事です。
単なる姿勢のクセと軽く見ずに反り腰につながるような姿勢や習慣を見直すように日頃から意識していきましょう。
まとめ
今回は意識して良い姿勢を保ってる方に多い反り腰についてご紹介しました。
反り腰は腰痛だけでなく肩こりや膝の痛み、ポッコリお腹やお尻のたるみなど身体の様々な悩みを引き起こす原因になってしまいます。
お身体に不調やお悩みがある方も無い方も、今は感じていないだけかもしれませんので一度ご自身の姿勢を意識して見直してみてはいかがでしょうか?
もしすでに慢性的な腰の痛み肩こり、お腹やお尻のたるみを感じていてどうしたらいいか分からない場合は、お早めに近くの信頼できる整骨院にご相談してみてください。
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