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膝がきしむ音が気になり始めたら?原因と対処法を整骨院院長が解説

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階段を上るときや立ち上がるときに、膝から「ポキポキ」「ミシミシ」「ゴリゴリ」と音がして気になっていませんか。

膝から音がすると、「軟骨がすり減っているのでは」「このまま悪くなるのでは」と心配になりますよね。

ですが、膝から音がするだけで、必ずしも関節に異常があるとは限りません。

一方で、音と一緒に痛み・腫れ・引っかかり・膝が抜ける感じなどがある場合は、状態を確認した方がよいことがあります。

この記事では、膝の痛みや違和感について、膝から音が鳴るときに考えられること、受診を考えたい症状、自宅で確認できるポイントについてお伝えします。

院長:星野

膝の音だけで病気を判断することはできません。音よりも「痛み・腫れ・動かしにくさが一緒にあるか」を確認しましょう。

目次

膝がポキポキ・ミシミシ鳴るのはなぜ?

膝を曲げ伸ばししたときに音が鳴る理由は一つではありません。

関節の中で起こる変化や、腱などの組織の動き、膝蓋骨まわりの動きなど、さまざまな要素が関係することがあります。

そのため、音の種類だけで「軟骨が減っている」「半月板が傷んでいる」と判断することはできません。

ポキッ・パキッと単発で鳴る場合

膝を曲げ伸ばししたときに、一度だけ「ポキッ」「パキッ」と音がすることがあります。

痛みや腫れがなく、日常生活にも困っていないのであれば、音だけで過度に心配する必要はありません。

ミシミシ・ゴリゴリと繰り返し鳴る場合

階段やスクワットなど、膝を曲げ伸ばしするたびに「ミシミシ」「ゴリゴリ」と感じる方もいます。

膝蓋骨周辺や関節の動きに伴って音を感じることがありますが、音がすることだけで軟骨の状態を判断することはできません。

大切なのは、音と一緒に痛みや腫れ、動きにくさが出ていないかです。

何かが引っかかるように音がする場合

「カクッと引っかかる」「途中で動かしにくい」といった感覚を伴う場合は、単に音がするだけの場合とは分けて考えた方がよいでしょう。

膝が途中で動かなくなる、伸びきらない、急に強い痛みが出る場合は整形外科などで確認してください。

膝の音だけなら様子を見てもいい?

膝から音がしていても、

  • 痛みがない
  • 腫れていない
  • 普通に歩ける
  • 膝の曲げ伸ばしができる
  • 膝が抜ける感じがない

という状態であれば、音だけですぐに治療が必要とは限りません。

まずは普段の生活の中で、症状に変化がないか確認してみてください。

こんな膝の音は整形外科への相談を考えましょう

膝の音と一緒に次のような症状がある場合は、医療機関で状態を確認することをおすすめします。

  • 膝が痛い
  • 腫れや熱感がある
  • 膝が途中で引っかかって動かしにくい
  • 膝が抜ける、ガクッとする感じがある
  • 伸ばしきれない、曲げにくい
  • 転倒やスポーツでひねったあとから音がする
  • 歩くことや階段動作に支障が出ている

特に外傷後に腫れや強い痛みが出た場合は、音の原因を自己判断せず整形外科などへ相談してください。

膝の音と変形性膝関節症は関係ある?

「ゴリゴリ鳴るから変形性膝関節症では?」と心配される方もいます。

変形性膝関節症では、痛みや動かしにくさなどとともに膝の音を感じることがあります。

ただし、膝が鳴るだけで変形性膝関節症と判断することはできません。

立ち上がりや歩き始めに痛む、階段で痛む、膝が腫れるなどの症状もある場合は、整形外科で画像検査などを含めて確認する方法があります。

膝の音と半月板の問題はどう違う?

半月板など膝の内部に問題がある場合でも、引っかかり感や音を感じることがあります。

ただし、音だけで半月板を傷めているとは判断できません。

スポーツや転倒で膝をひねったあとから痛みや腫れがあり、引っかかって伸びにくい場合などは医療機関へ相談してください。

階段で膝が鳴る場合に確認したいこと

階段を上る・下りるときだけ膝から音がする方もいます。

その場合は、音そのものより次のポイントを確認してみてください。

  • 上りと下りのどちらで鳴るか
  • 音だけか、痛みもあるか
  • 片方だけか、両膝とも鳴るか
  • 膝の前・内側・外側のどこが気になるか
  • 手すりがないと不安になるほど力が入りにくくないか

こうした違いは、膝の状態を確認する際の手がかりになります。

「音を消すこと」だけを目的にしなくても大丈夫です

痛みがないのに膝から音がすると、「この音を何とか消したい」と考える方もいます。

ですが、膝の音は必ずしも治療すべき症状ではありません。

音が残っていても、痛みがなく、歩く・立つ・階段を使うなどの日常動作に問題がない場合もあります。

大切なのは、音をゼロにすることより、膝が痛みなく動き、日常生活に困っていないかを見ることです。

痛みがない場合に自宅でできること

膝の音だけで痛みや腫れがない場合は、無理のない範囲で普段の活動を続けて構いません。

長時間同じ姿勢を続けない

デスクワークなどで長時間座ったあとに膝がこわばる場合は、ときどき立ち上がって軽く身体を動かしてみましょう。

痛みのない範囲で膝を曲げ伸ばしする

椅子に座った状態で膝をゆっくり伸ばして戻すなど、痛みの出ない範囲で動かしてみる方法があります。

音がするからといって無理に止める必要はありませんが、動かすたびに痛みが出る場合は中止してください。

急に運動量を増やさない

運動不足が気になるからといって、いきなりスクワットやランニングの量を増やす必要はありません。

膝の状態をみながら、歩く時間や運動量を少しずつ増やしていきましょう。

膝が鳴るからスクワットはやめた方がいい?

膝から音がするだけで、スクワットをすべて中止しなければならないわけではありません。

ただし、スクワットのたびに痛む、膝が腫れる、引っかかるといった症状がある場合は無理に続けないでください。

深くしゃがむほど痛い場合は、まず浅い角度にするなど負荷を調整し、それでも症状が出る場合は状態を確認してもらいましょう。

体重やO脚だけを原因と決めないことも大切です

膝の音が気になると、「体重が重いから」「O脚だから」と考えることがあります。

体重や脚の形が膝への負担に関係する場合はありますが、それだけで音の原因を説明できるわけではありません。

膝だけでなく、股関節や足首の動き、運動量、仕事や家事での負担なども含めて確認することが大切です。

当院では膝の「音」だけで原因を決めません

星野BodyCare鍼灸整骨院では、「膝がミシミシ鳴る」「階段でゴリゴリする」とご相談いただいた場合も、音だけを聞いて軟骨や骨格の問題だと決めることはありません。

実際には、

  • 痛みがあるか、音だけなのか
  • 膝に腫れや熱感がないか
  • 膝がどこまで曲がる・伸びるか
  • 立ち上がりで症状が出るか
  • 階段の上り・下りで違いがあるか
  • 片脚立ちやしゃがむ動作でどう変化するか
  • 股関節や足首の動きに左右差がないか

などを確認しています。

私自身もスポーツを続けるなかで膝に違和感を感じた経験があります。そのため、「音が鳴る=悪い」と決めるのではなく、痛みや動作の変化まで一緒に確認することを大切にしています。

医療機関での確認が必要な症状がない場合は、身体の状態に合わせて整体・鍼灸・マッサージなどを組み合わせることがあります。

痛みや腫れが強い、外傷後である、膝が引っかかって動かないといった場合は、施術よりも整形外科での評価を優先していただきます。

膝の音についてよくある質問

膝がポキポキ鳴りますが、痛くなければ大丈夫ですか?

音だけで痛み・腫れ・動かしにくさがない場合は、必ずしも異常とは限りません。ただし、新しく痛みなどが出てきた場合は状態を確認してください。

膝がゴリゴリ鳴るのは軟骨がすり減っているからですか?

音だけで軟骨の状態を判断することはできません。痛みや腫れなどもある場合は、整形外科で画像検査を含めて確認する方法があります。

階段を上ると膝が鳴ります。運動をやめるべきですか?

音だけであれば、必ずしも運動を中止する必要はありません。痛みが出る場合は運動量を調整し、症状が続く場合は相談してください。

膝の音はストレッチで消えますか?

ストレッチをすれば必ず音がなくなるとは限りません。音を消すことより、痛みなく動けているかを目安に考えることが大切です。

膝が鳴る場合は整骨院と整形外科のどちらに行けばいいですか?

強い痛み、腫れ、引っかかり、膝崩れ、外傷後の症状などがある場合は、まず整形外科での評価をおすすめします。大きな問題がなく、身体の動きや日常生活での負担を確認したい場合は、整骨院などへ相談する方法もあります。

まとめ|膝の音より「痛みや腫れがあるか」を確認しましょう

膝からポキポキ・ミシミシ・ゴリゴリと音がしても、それだけで病気や軟骨のすり減りを意味するわけではありません。

  • 音だけなら過度に心配しない
  • 痛み・腫れ・熱感がないか確認する
  • 引っかかりや膝崩れがあれば相談する
  • 外傷後に症状が出た場合は整形外科を優先する
  • 音を消すことより、痛みなく動けることを目安にする

「音がするから悪くなっている」と焦る必要はありません。まず、今の膝に痛みや動きにくさがあるのかを確認してみてください。

膝の症状について詳しく知りたい方は、膝の痛みについて詳しく解説した症状ページも参考にしてください。


院長:星野

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