
院長:星野お気軽にご相談ください!


信号待ちで後ろから追突され、警察対応と車の手配で慌ただしく一日が終わった。当日は首も肩も特に痛みがなく、レントゲンでも骨に異常はないと言われて少し安心した。ところが二日後あたりから首の後ろが重くなり、軽い頭痛まで出てきて、このまま様子を見てよいのか迷う方もいると思います。
星野BodyCare鍼灸整骨院 和泉本院の星野です。この記事では、むちうちで迷ったときに、家で確認できること、無理に触らないほうがよい状態、相談を考えたいタイミングについてお話しします。
先に全体像を確認したい方は、むちうちの症状ページもあわせてご覧ください。この記事では、日常で確認しやすいポイントから順にお伝えします。




まず今の状態から確認しましょう
事故のあと、その場では首も肩も普通に動き、痛みらしいものを感じない方が少なくありません。気が張っていることに加えて体そのものが緊張状態にあるため、通常より痛みを自覚しにくくなっていると考えられています。
数々のご相談の中でも多いのが、事故当日は何ともなかったのに数日後から首の重さや頭痛が出てきたという内容です。むちうちではこの時間差自体が珍しいことではなく、むしろよくある経過のひとつといえます。当日に何もなかったからといって、そのまま油断してしまうのは少しもったいない話です。
事故という強い刺激を受けた直後は、アドレナリンの働きなどで体の緊張が急に高まり、普段より痛みを感じにくくなることがあります。
首の後ろの筋肉や靭帯は追突の衝撃を受けてもすぐには炎症が強くならず、時間を置いてから重さや痛みとして現れてくることが少なくありません。だからこそ、当日の検査で異常がなかったとしても、数日間は首や肩の様子を気にかけておいたほうがよいでしょう。急に動きが悪くなったり痛みが強くなったりしないか、体の変化に目を向けておくことが大切です。
レントゲンで骨に問題がないと分かると、多くの方がひとまず安心されます。ただ、そこから数日をどう過ごすかによって、その後の回復の進み方に差が出てくることもあります。
痛みが軽いうちは、どこまで動くのか自分で試したくなる方もいますが、これは避けたほうがよいでしょう。
首を大きく回したり勢いをつけて動かしたりすると、負担を受けている筋肉や靭帯にさらに刺激が加わることがあります。動きを確かめる程度にとどめ、痛みが強まる方向へは無理をしないよう気をつけてください。焦って動かそうとするより、まずは様子を見る姿勢のほうが安心です。
事故直後は気が張っていて普通に動けても、体は思った以上に負担を受けているものです。
家事や仕事をいつも通りに続けるのではなく、短時間でも横になって首や肩の力を抜く時間をつくってみてください。無理をせずに過ごすこと自体が、回復を後押しする行動になります。忙しい毎日の中でも、数分だけ体を休める時間を意識してみましょう。
首だけでなく、肩や背中にかけて重だるさが広がっていくことも、むちうちでよく見られる経過のひとつです。
頭痛やめまい、腕や手のしびれといった症状が一緒に出てくる場合もあります。首周りの筋肉や神経が受けた負担が、頭や肩、腕といった別の部位にも影響を及ぼしていると考えられており、症状の出方や強さは一人ひとり異なるのが実情です。子育てや仕事で忙しい時期ほど、こうした変化に気づきにくいこともあります。
痛みをかばって首を動かさない状態が続くと、思わぬ形で回復が遠のいてしまうことがあります。
痛む方に首を傾けたまま過ごしていると周りの筋肉が余計に緊張し、こわばりが取れにくくなってしまうことがあります。パソコン作業や家事、車の運転など、同じ姿勢を長く続けやすい生活も、この悪循環を強めやすい条件のひとつといえるでしょう。
正直に言うと、痛みが軽いうちは我慢して普段の生活を続けたくなる方が多いものです。ただ、その我慢が首や肩の緊張を長引かせ、結果的に回復を遅らせてしまうこともあるため、少し立ち止まって体の状態を確かめる時間も必要になってきます。
自宅での過ごし方にも、続けてよいことと控えたほうがよいことがはっきり分かれています。
まず確認しておきたいのは、痛みの強さと動かせる範囲です。強い痛みが出ない範囲で無理のない姿勢を保つことから始めてみてください。自宅ケアの範囲を見極めながら、症状の変化を焦らず見守っていくことが基本になります。
手足のしびれや強いめまいがある場合は、無理に触らないほうがよいでしょう。こうした症状は、自己判断で対応するより医療機関へ相談したほうがよい状態と考えられます。
痛みが落ち着くのを待つだけでなく、座り方や歩き方といった日々の体の使い方も、少しずつ見直していくとよいでしょう。座面の高さや車の運転姿勢など、思いがけない場所に負担が隠れていることもあります。
むちうちでは、どちらに通うべきか迷う方も多いですが、それぞれの場所で確認できる内容には違いがあります。
整形外科では、レントゲンやMRIといった検査によって骨や神経の状態を確認できます。
骨折や神経の圧迫がないかを調べることは、この先の見通しを立てるうえでも欠かせない工程です。事故のあとはまず整形外科を受診し、体の状態を一通り確認しておくことをおすすめします。保険の手続きとの関係でも、早い段階での受診記録は大切な材料になります。
骨や神経に大きな問題がないと分かったあとは、筋肉や関節の動きを確認していく段階に移ります。
当院では、首の動く範囲や肩のこわばり方だけでなく、仕事や家事での姿勢、寝るときの首の角度なども含めて確認しています。日常のどの場面で首に負担がかかりやすいのか、一緒に振り返っていく時間も大切にしています。
以前より首を回しにくい、後ろを向くと引っかかる感じがするといった変化も見逃さないでおきたいところです。
動く範囲の変化は本人では気づきにくいことも多く、家族に指摘されて初めて気づくケースもあります。手足のしびれや強い頭痛が続くようであれば、一度状態を確認したいところです。子どもの送迎や車の運転で振り返る動作が多い方は、なおさら気をつけておきたい部分です。
むちうちは事故直後よりも数日後に症状が強まりやすく、首の重さや頭痛、しびれなど幅広い症状として現れることがあります。焦らず、今の状態に合わせて過ごし方を選んでいくことが、回復への道につながっていきます。
今日からできることとして、無理な姿勢を続けない、痛みが強まる動きを避ける、そして首や肩の変化に気づいたときはメモに残しておくことから始めてみてください。小さな記録が、その後の相談の際にも役立つ材料になります。
首の重さや繰り返す痛みも含めて、体の使い方や生活の負担まで確認したい方は、星野BodyCare鍼灸整骨院 和泉本院へお気軽にご相談ください。

