
院長:星野お気軽にご相談ください!
こんにちは。和泉市の星野BodyCare鍼灸整骨院、院長の星野です。今日は「痛み止めを飲んでも膝の痛みがなかなか取れない」というお悩みをお持ちの方に向けて、少し踏み込んだお話をさせていただきます。


「病院でもらった薬を飲んでいるのに、どうしてよくならないんだろう…」そう思ったことはありませんか?実は、膝の痛みに薬が思うように効かないのには、きちんとした理由があります。


僕自身、学生時代にスポーツで膝を痛めたとき、痛み止めを飲んでもなんとなくスッキリしない感覚が続いたことがあります。あのとき父に「薬は痛みを感じにくくするだけで、原因は何も変わっていないんやぞ」と言われたのが今でも頭に残っています。薬が効かないと感じたときこそ、体が「原因を見てほしい」とサインを出しているのかもしれません
病院で処方されるロキソニンや市販の痛み止めのほとんどは、「炎症によって生じる痛み」に対して効果を発揮する薬です。炎症が原因の急性的な痛みであれば、これらの薬はしっかり働いてくれます。しかし膝の痛みには、炎症以外のさまざまな原因が絡み合っているケースがとても多いです。そこを理解しないまま薬を飲み続けても、根本的な解決にはならないのです。
痛み止めが効きやすい痛みと、効きにくい痛みには明確な違いがあります。炎症によって引き起こされる急性期の痛みは、薬が比較的よく効きます。一方で、以下のようなタイプの痛みは薬だけでは対処が難しい場合があります。
これらの痛みは、炎症そのものが主な原因ではないため、消炎鎮痛薬を飲んでも「少し楽になる気がするけど、完全には取れない」という状態になりがちです。薬が効かないと感じているとしたら、あなたの膝の痛みはこのタイプである可能性が高いです。
50歳を超えた方の約4割が膝の痛みを経験しているといわれており、60歳以上ではさらに多くの方が膝の不調を抱えています。その原因として非常に多いのが、関節の軟骨が少しずつ摩耗していく変形性膝関節症です。進行すると、階段の昇り降りや立ち上がりの際にズキッとした痛みを感じたり、朝起きたときに膝がこわばって動きにくいといった症状が現れます。
変形性膝関節症の痛みの仕組みは複雑です。炎症が起きているときは薬も一定の効果を発揮しますが、軟骨自体はすでに擦り減ってしまっているため、薬を飲んでも失われた軟骨が元に戻るわけではありません。痛みが一時的に和らいでも、膝に余分な負担をかけ続ける姿勢や動き方が変わらなければ、また同じ状態に戻ってしまいます。
薬が効かないと感じている方の多くは、この「原因そのもの」が放置されている状態です。炎症を抑える薬は症状を一時的に和らげるためのものであり、根本的な改善のためには別のアプローチが必要になります。
「もう少し飲めば良くなるかも」と思いながら、何ヶ月も痛み止めを服用し続けている方は少なくありません。しかし、非ステロイド性抗炎症薬(いわゆるNSAIDs)を長期にわたって服用することには、胃や腸、腎臓への負担というリスクが伴います。薬が効かないまま飲み続けることは、体に余計な負担をかけるだけで、症状の改善には近づいていない可能性があります。
僕はよく患者さんに「薬が効かないというのは、体があなたに何かを伝えようとしているんですよ」という話をします。痛み止めで抑えられない痛みがあるということは、それだけ原因が複雑で深いところにある証拠でもあります。だからこそ、「なぜ効かないのか」という問いを持つことが、根本改善への第一歩になるのです。
これが、多くの方が病院や整骨院で改善しない大きな理由のひとつです。膝の痛みの原因として挙げられるものを見てみると、膝そのものの問題だけではないことがわかります。
これらが複雑に絡み合って膝に過剰な負担がかかり、痛みとして現れているケースが実際にとても多いです。膝だけを診ていては、見落としてしまう原因がたくさんあります。
たとえば、同じ「階段で膝が痛い」という症状でも、原因がO脚からくる方と、太ももの筋力低下が原因の方とでは、まったく異なるアプローチが必要です。そのため、「膝の痛みにはこの治療」というワンパターンな対応では、改善しないことも当然出てきます。だからこそ、丁寧な検査と問診によって「あなた個人の原因」を見つけることが不可欠なのです。
薬が効かない膝の痛みに対して、実際にどんなアプローチが有効なのかを考えてみましょう。一般的に取り組まれているものには、運動療法・筋力強化・姿勢矯正・サポーターの活用・体重管理などがあります。これらはいずれも「膝にかかる負担を減らす」という方向で効果を発揮します。
整骨院や鍼灸院でのアプローチは、薬とは全く異なる仕組みで体に働きかけます。骨格のバランスを整える施術、膝周りの筋肉の緊張を緩める手技、鍼灸による血流改善や神経の過敏さへのアプローチ、これらを組み合わせることで、薬では届かない部分に直接働きかけることができます。
当院でも、膝の痛みに対しては姿勢分析・関節可動域検査・筋力チェックなど複数の検査を行い、原因を丁寧に特定したうえで施術を進めています。「病院に行ったけどレントゲンで異常なしと言われた」「ヒアルロン酸注射を打ってもすぐ戻る」という方が来院されるケースもよくあります。
専門的な施術と並行して、日常生活の中で取り組める改善策もあります。
ただし、じっとしていてもズキズキ痛む急性期は冷やすほうが適切です。状態によって対処法が変わるため、判断が難しければ専門家に確認することをおすすめします。
膝の痛みは、放っておくと少しずつ悪化していきます。初めは動き始めのときだけ痛い程度でも、進行すると安静にしていても痛みが出るようになり、最終的には歩行が困難になるケースもあります。以下に当てはまる方は、できるだけ早めに専門家に相談することをおすすめします。
「まだ我慢できる」と思っているうちに時間だけが過ぎ、気がついたら日常生活に大きな支障が出てしまう方を、これまでたくさん見てきました。痛みへの対処は、早ければ早いほど回復も早くなります。
当院には、膝の痛みでお悩みの方が数多く来院されています。「他の整骨院や病院では改善しなかった」という方が、きっかけを見つけて来院してくださるケースも多く、そういった方たちの声が、今の僕の施術スタイルを作ってくれています。
当院では、4つの国家資格(柔道整復師・鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師)を持つ院長が、問診・検査から施術まで一貫して担当しています。施術者が変わるたびに情報が引き継がれず、最適な治療が受けられないという問題が他院では起こりがちですが、当院ではその心配はありません。
先ほどお伝えしたように、膝の痛みの原因は膝だけにあることはほとんどありません。姿勢分析・関節可動域検査・神経検査など複数の角度から体全体を見ることで、表面には見えていない本当の原因を探り出します。そのうえで、整体・矯正・鍼灸を組み合わせた施術で、根本からのアプローチを行います。
「病院でも治らなかった」「薬を飲み続けているのに変わらない」「このまま一生付き合っていくしかないのかな」…そんなふうに諦めてしまっている方に、ぜひ伝えたいことがあります。原因が正しく特定されていなければ、どんな治療も効果が出にくいのは当然のことです。
愛媛の鍼灸師の家庭に生まれ、川崎病や繰り返す入院を経験しながら育った僕は、体の不調とどう向き合うかを子どもの頃から考え続けてきました。父から学んだのは「症状ではなく、原因を見ること」の大切さです。その考えが、今の当院の施術の根幹になっています。
膝の痛みで諦めていることや、我慢していることがあるなら、ぜひ一度ご相談ください。あなたの体を丁寧に診させていただきます。一人で抱え込まなくて大丈夫です。いつでも気軽に声をかけてください。

