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赤ちゃんの頭の形は生まれつきと決めつける前に確認したいこと

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沐浴のときに赤ちゃんの後頭部をふと見て、少し平らになっていることに気づく。写真で並べてみると自分やパートナーの頭の形とよく似ていて、遺伝なのではと不安になる方もいると思います。

星野BodyCare鍼灸整骨院 和泉本院の星野です。この記事では、赤ちゃんの頭の形で気になったときに、家で確認できること、無理に触らないほうがよい状態、相談を考えたいタイミングについてお話しします。

先に全体像を確認したい方は、赤ちゃん 頭の形の症状ページもあわせてご覧ください。この記事では、日常で確認しやすいポイントから順にお伝えします。

院長:星野

早めに状態を確認しましょう

目次

親の頭の形に似ていると感じたとき

赤ちゃんの後頭部が片側だけ平らで、その形が自分の頭とそっくりだと見えることがある。

実は、親子で似て見える頭の形の多くは、遺伝子そのものよりも寝かせ方や向き癖といった環境の影響によって似た形になっていることが少なくない。骨格の傾向が似るケースはあるが、それだけで遺伝と決めつけるのは早いといえる。パートナーの頭の形が気になっていた方も、まずは環境要因の可能性から考えてみてほしい。家族に似た頭の形の人が多い場合ほど、生活の中の向き癖まで似ていることもある。祖父母の頭の形まで似ていると感じても、家庭内で共有される寝かせ方の習慣が影響していることも考えられる。似ているからといって、今から何もできないわけではない。日々の過ごし方を少し変えるだけでも、これからの頭の形の育ち方は変わってくる。

出産直後から気になる頭の形

出産直後からすでに頭の形に特徴があると、生まれつきの体質だと考える方もいる。

お腹の中での姿勢や分娩のときにかかる圧力によって、生まれた時点で頭の形に偏りが出ることは珍しくない。これは環境要因のひとつであり、体質という言葉だけでは説明しきれない部分がある。出生後の向き癖と重なって、より歪みが目立ってくることもある。逆に、生まれたときは目立たなかった歪みが、生後数か月で気づかれることも珍しくない。吸引分娩だった場合に頭の形を心配する声もあるが、それだけで歪みの原因が決まるわけではない。

寝る向きと抱っこの癖を見直すとき

いつも同じ方向を向いて寝ている、抱っこも同じ側が多いという癖に気づいたら、確認しておきたい点がいくつかある。

寝る向きの傾向を確認する

赤ちゃんの頭の骨はやわらかく、同じ場所に圧力がかかり続けると平らになりやすい状態になる。まず確認しておきたいのは、寝ているときの向きの傾向だ。仰向けで寝る時間が長い赤ちゃんほど、後頭部の同じ場所に負担が集まりやすくなる。寝返りができるようになる前は、特にこの傾向が強く出やすい時期といえる。寝返りやうつぶせ遊びを重ねながら自分で向きを変えられるようになっていくと、同じ場所への圧力も自然に減っていく。

抱っこの向きも見直す

授乳や抱っこのときに向きやすい方向がはっきりしている場合、そこに負担が集まりやすくなる。

向き癖から始まる歪みは、日々のちょっとした工夫で負担を減らせる場合がある。抱く側の腕を意識的に変えるだけでも、頭にかかる圧力の方向を変えるきっかけになる。授乳のときに毎回同じ側で抱いている方は、一度反対側も試してみてほしい。抱っこする側を変えるだけで、赤ちゃんが向く方向も自然に変わることがある。

絶壁が気になったときに考えたいこと

後頭部全体が平らに見える絶壁の状態は、遺伝が原因だと語られることがある。

ただ実際には、向き癖による外側からの圧力が関係していることが多い。絶壁頭が家族間で似て見えるのは、似た向き癖や似た寝る姿勢が家庭の中で共有されやすいことも一因と考えられる。遺伝だから仕方ないと諦める前に、生活の中の癖を見直す余地がある。骨格の傾向が平らになりやすい方向に出やすいと言われることもあるが、それだけで諦める必要はない。

自宅でできることから始めてみる

向き癖が原因と考えられる場合は、まず自宅でできることから始めてみてほしい。

授乳やおむつ替えのときに向く方向を変える、起きている時間はうつぶせ遊びの時間を少し増やすなど、無理のない範囲で圧力のかかる方向を分散させる工夫が有効だ。同じ向きで寝る時間が続いていないかまず確認しておくとよい。向きを変えるのを嫌がる場合は、無理に固定しないことも大切になる。

ここで、家庭でできる工夫を具体的に挙げておきたい。

  • 寝るときの向きを左右で変えてみる
  • 抱っこの向きを日によって変える
  • 短時間のうつぶせ遊びを取り入れる

どれも特別な道具を使わずに始められる工夫であり、赤ちゃんの様子を見ながら無理のない範囲で続けることが大切になる。うつぶせ遊びは、必ず目を離さない状態で短い時間から始めるようにしてほしい。おもちゃの位置を向きにくい側へ置くのも、自然に向きを変えるきっかけになる。

自分で触らずに様子を見たい状態

頭の形が気になっても、家庭でできることには線引きがある。

頭の縫い目のあたりに硬い盛り上がりを感じる、左右差が急に強くなった、頭の大きさの伸び方が極端に感じられるといった場合は、自分で判断せず無理に押したり矯正したりしないことが大切になる。まれに頭の骨の縫い目が早くくっついてしまう病気が関わっていることもあり、これは向き癖とは別の原因によるものだ。見た目だけで自己判断せず、専門的な確認を優先したい状態といえる。日を追って形が悪化していると感じる場合も、無理に様子を見続けないほうがよい。

医療機関へ相談したほうがよいタイミング

向き癖以外の原因が関わっている可能性がある場合は、医療機関へ相談したほうがよい状態と考えてよい。

頭の形の程度によって、医療機関ではヘルメット治療などの対応が説明されることがある。開始の時期や適応は状態によって判断が変わるため、詳しくは医療機関で確認してほしい。健診の際に向き癖について指摘された場合も、そのタイミングで相談してみるとよいだろう。頭の形は、寝返りやハイハイといった発達の段階を一つずつ重ねていく中で少しずつ変化していくものなので、生後数か月の間に確認しておくと、選べる対応の幅が広い場合もある。迷っているうちに時間が過ぎてしまうよりは、早めに専門家の意見を聞くほうが安心につながる。

頭の形と体の使い方はつながっている

数々のご相談の中でも多いのが、頭の形だけでなく体の向きや姿勢の癖全体を見てほしいというご相談だ。

向き癖は首や体の使い方の癖とつながっていることがある。片側だけ首が向きやすい、抱っこの向きが決まっているといった生活の癖が背景にあるケースもあり、頭の形だけでなく体の使い方を見る視点も助けになる。首の動きに左右差があるかどうかも、あわせて確認したいポイントだ。体の緊張の強さも、頭の向きやすさに関わっていることがある。気になる場合は、頭だけでなく首や背中の状態もあわせて見てもらうと安心できる。

今日から確認しておきたいこと

赤ちゃんの頭の形の多くは遺伝よりも向き癖などの環境要因が関わっており、成長とともに変化していくケースが多い。

今日からできることとして、寝る向きや抱っこの向きを少し変えてみる、うつぶせ遊びの時間を無理のない範囲で増やしてみるといった工夫から始めてみてほしい。小さな工夫でも、続けていくうちに頭の形の育ち方に変化が出てくることがある。あせらず、赤ちゃんの様子に合わせて続けていくことを大切にしてほしい。

頭の形や向き癖の程度が気になる方、体の使い方まで含めて確認したい方は、日々の様子をメモしておくと相談時に役立つ。星野BodyCare鍼灸整骨院 和泉本院へお気軽にご相談ください。


院長:星野

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