打撲

打撲とは

打撲とは、転倒や衝突などによって体に強い衝撃を受けることで、皮膚の表面には傷がつかないものの、皮下組織や筋肉などの内部組織が損傷を受けた状態のことです。一般的に「打ち身」とも呼ばれます。

外見上は出血がないため軽く考えられがちですが、実際には内部で血管が破れて内出血を起こし、青紫色のあざや腫れ、痛みを引き起こします。

打撲を適切に処置せず放置すると、深刻な問題が発生する可能性があります。短期的には痛みや腫れの悪化により日常生活に支障をきたします。内出血が拡大し、周囲の組織への影響が広がってしまいます。

炎症反応が長期化し、治癒が遅れることも珍しくありません。長期的な影響としては、筋肉や関節の硬化や可動域制限が生じ、運動機能が低下します。慢性的な痛みが残り、後遺症として残存する可能性があります。

打撲の原因

開院依頼、当院では打撲でお困りの方が多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から断言できるのは、打撲が長引く原因はひとつではなく、いくつかの要因が複雑に絡み合っているということです。

打撲による症状の原因には次のようなものがあります。

打撲はこのような様々な原因によって引き起こされる症状です。

この複数の原因が引き金となり、皮下組織や筋肉の損傷、血管の破綻による内出血、炎症反応などが発生し、打撲症状が発症します。それは人によって違い、単に湿布を貼ったり安静にしたりするだけでは、全ての問題は取り切れません。

1人1人の原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。打撲でお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

打撲の場合、病院では以下の治療法が一般的です。

対処法のデメリット

画像診断

骨折の有無などを確認し、画像診断で問題がなければ薬物療法、安静療法に移行する形になり、筋肉や関節の可動域の低下は放置されることがあります。

薬物療法

長期間の服用により胃腸障害や肝機能障害などの副作用が発生する可能性があります。根本的な治癒ではなく対症療法のため、薬を中止すると症状が再発することがあります。

外用薬による治療

皮膚のかぶれやアレルギー反応を起こす場合があります。表面的な症状緩和にとどまり、深部組織の修復には限界があります。

安静指導

長期間の安静により筋力低下や関節の硬化が進み、逆に回復が遅れる場合があります。日常生活や仕事への影響が大きく、精神的ストレスも増大します。

打撲を改善するために

打撲を改善するためには、まずは原因を見つけることが何より重要です。原因を見誤ったままでは、症状が再発したり悪化したりする恐れがあります。

当院では、打撲した部位だけでなく全身のバランスを見て、症状の原因を探ります。動作や生活習慣を確認し、明確な根拠に基づいて治療していきます。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では、体の変化や症状の波を見逃さないように、検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が治療効果を高めます。

どこへ行けば良いか分からないといった方、これまで色々な治療で効果が期待できなかった方もお気軽にご相談ください。

打撲のQ&A

■打撲の人がやってはいけないことは？

患部を温めることや激しい運動、マッサージは炎症を悪化させる可能性があります。また、痛みを我慢して無理に動かすことは避けるべきです。

打撲と骨折の見分け方は？

打撲では圧迫時の痛みが主ですが、骨折では安静時でも激しい痛みが続き、変形や異常な可動性が見られることがあります。正確な診断には画像検査が必要です。

打撲で手術が必要になることはありますか？

コンパートメント症候群や大きな血腫形成、重要な血管・神経損傷を伴う場合は手術が必要になることがありますが、一般的な打撲では稀です。

打撲が原因で他の病気になることはありますか？

適切な治療を受けない場合、慢性的な痛みや可動域制限、筋力低下などの後遺症が生じる可能性があります。また、頭部打撲では脳震盪や頭蓋内出血のリスクがあります。

打撲で悩まされていた皆さまも、当院での施術を受けて、このような変化がありました。

姿勢や生活から導き出した体の答えに、整体や鍼灸を用いてアプローチする当院の施術は打撲とは非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

打撲は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。