足関節捻挫

足関節捻挫とは

足関節捻挫とは、足首を不自然な方向に強く捻ることで、足首周りの靭帯が伸びたり部分的に切れたりする怪我のことです。

多くの場合、足首を内側に捻ることで外くるぶし周辺の靭帯が損傷し、痛みや腫れ、歩行困難などの症状が現れます。軽度なものから靭帯が完全に断裂する重度なものまで、損傷の程度により症状の重さが変わります。

スポーツ外傷の中で最も頻度の高い怪我の一つであり、特にバスケットボールやサッカーなどの競技で多く発生します。適切な治療を受けずに放置すると、慢性的な痛みや不安定感が残存し、日常生活に支障をきたす可能性があります。

足関節捻挫を適切に治療せずに放置すると、足首の靭帯が十分に治癒せず慢性的な痛みや不安定感が残存します。この状態が続くと、日常生活やスポーツ活動に支障をきたすだけでなく、再度捻挫を引き起こすリスクが高まります。

さらに関節の機能が低下し、足首の可動域制限や歩行困難が生じ、他の関節や筋肉にも負担がかかって二次的な障害を引き起こす可能性があります。

最悪の場合、慢性足関節不安定症となり、距骨の軟骨損傷を引き起こし、将来的に関節症に進行するリスクもあります。一度このような状態になると、元の状態に戻すことは非常に困難になってしまいます。

ムチウチの原因

開院依頼、当院では足関節捻挫でお困りの方が多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から断言できるのは、足関節捻挫が長引く原因はひとつではなく、いくつかの要因が複雑に絡み合っているということです。

足関節捻挫による症状の原因には次のようなものがあります。

足関節捻挫はこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

この複数の原因が引き金となり、足首周りの靭帯損傷や関節の不安定性、筋肉の緊張などが発生し、足関節捻挫が発症します。それは人によって違い、単に安静にしたり湿布を貼るだけでは、全ての問題は取り切れません。

1人1人の原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。足関節捻挫でお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

足関節捻挫の場合、病院では以下の治療法が一般的です。

対処法のデメリット

RICE処置

受傷直後の適切な実施が必要で、タイミングを逃すと効果が限定的になります。また長期間の安静は筋力低下を招く可能性があります。

外固定療法

固定期間中の筋力低下や関節拘縮のリスクがあり、固定解除後のリハビリが重要になります。適切な固定期間の判断が難しい場合があります。

薬物療法

根本的な治療ではなく対症療法のため、薬の効果が切れると症状が再発する可能性があります。長期使用による副作用のリスクもあります。

理学療法

継続的な取り組みが必要で、患者の意欲や理解度により効果に差が生じます。適切な負荷設定を誤ると症状悪化のリスクがあります。

手術療法

侵襲的治療のため感染や神経損傷などの合併症リスクがあり、術後の長期リハビリが必要になります。

足関節捻挫を改善するために

足関節捻挫の改善には、まずは原因を見つけることが何より重要です。原因を見誤ったままでは、症状が再発したり悪化したりする恐れがあります。

当院では、足首だけでなく全身のバランスを見て、痛みの原因を探ります。動作や生活習慣を確認し、明確な根拠に基づいて治療していきます。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では、体の変化や症状の波を見逃さないように、検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が治療効果を高めます。

どこへ行けば良いか分からないといった方、これまで色々な治療で効果が期待できなかった方もお気軽にご相談ください。

足関節捻挫のQ&A

足関節捻挫は自然に治りますか？

軽度の捻挫であれば適切な安静により自然治癒する場合もありますが、中等度以上の損傷では専門的な治療が必要です。放置すると慢性的な不安定感や痛みが残る可能性があります。

足関節捻挫の人がやってはいけないことは？

受傷直後の温熱療法、過度な歩行、アルコール摂取は避けるべきです。また痛みを我慢してのスポーツ活動は症状悪化や再発のリスクを高めるため控えましょう。

軽い捻挫と重い捻挫の見分け方は？

軽度では歩行可能で腫れも軽微ですが、重度では歩行困難、著明な腫れ、皮下出血を伴います。足首の不安定感や激痛がある場合は重度の可能性が高いです。

捻挫後いつからスポーツ復帰できますか？

損傷の程度により異なりますが、軽度で2-3週間、中等度で4-6週間、重度では2-3ヶ月程度が目安です。痛みや腫れの消失、関節可動域と筋力の回復を確認してから復帰します。

何度も捻挫を繰り返すのはなぜですか？

初回の捻挫で損傷した靭帯が完全に治癒せず緩んだ状態が続くと、関節の安定性が低下し再発しやすくなります。適切なリハビリと筋力強化が重要です。

足関節捻挫で悩まされていた皆さまも、当院での施術を受けて、このような変化がありました。

姿勢や生活から導き出した体の答えに、整体や鍼灸を用いてアプローチする当院の施術は足関節捻挫とは非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

足関節捻挫は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。