ぎっくり腰

ぎっくり腰とは

ぎっくり腰は医学的には「急性腰痛症」と呼ばれる症状です。日常の何気ない動作で突然発症することが特徴で、顔を洗って上体を起こしたときや物を持ち上げたときなど、予想もしない瞬間に激痛が走ります。

痛みのために体が横に曲がってしまうこともあり、立ち上がることさえ困難になることも少なくありません。足にしびれを伴う場合は、椎間板ヘルニアなどの神経圧迫が関連している可能性があります。

一度発症すると数日から数週間続くことが多く、適切な対処をしないと再発を繰り返すリスクが高まります。再発を繰り返すことで慢性的な腰痛へと移行し、日常生活に大きな支障をきたすことになるのです。

ぎっくり腰を放置してしまうと、さまざまな二次的な問題が生じる可能性があります。痛みをかばうための不自然な姿勢が定着し、体のバランスが崩れることで他の部位にも負担がかかります。

腰の痛みによって活動量が減少すると、筋力低下や体力の衰えを招き、さらに症状を悪化させる悪循環に陥ることも少なくありません。夜間の痛みで睡眠の質が低下し、日中の集中力低下や疲労感につながることもあります。

さらに深刻なケースでは、椎間板ヘルニアや坐骨神経痛などのより重篤な腰痛へと発展する可能性も考えられます。子育てや仕事など、日常生活のあらゆる場面で制限を受け、精神的なストレスも増大します。

痛みへの不安から動くことを恐れるようになり、それがさらなる筋力低下を招くという悪循環に陥ることも多いのです。早期の適切な対処が何より重要です

ぎっくり腰の原因

開院依頼、当院ではぎっくり腰でお困りの方が多く来院されています。

ぎっくり腰の原因として次のものが挙げられます

ぎっくり腰はこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

これらの要因が引き金となり、腰椎関節・仙腸関節の可動域減少や腰部の筋肉・筋膜・皮膚の緊張などが発生し、急性の腰痛が発症します。それは人によって異なり、単に痛みを抑える対症療法だけでは根本的な解決にはなりません

一人ひとりの状態が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります

病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。ぎっくり腰でお困りなら、専門的な知識と豊富な施術実績を持つ当院にお任せください。

病院とはここが違います

ぎっくり腰の場合、病院では以下の治療法が一般的です。

対処法のデメリット

薬物療法

一時的に痛みを抑えることはできますが、根本的な原因は解決されません。また、長期服用による副作用のリスクもあります

安静指導

過度の安静は筋力低下を招き、かえって回復を遅らせることがあります。また、いつ動き始めるべきかの判断が難しく、不安を抱えたまま生活することになります

物理療法

その場の痛みは和らぐことがありますが、効果の持続時間が短く、根本的な解決にはなりません

コルセット処方

腰を固定することで一時的に痛みは軽減しますが、長期使用は腰の筋力低下を招き、かえって再発リスクを高める可能性があります

ぎっくり腰を改善するために

ぎっくり腰を根本的に改善するためには、単に痛みを抑えるだけでなく、その原因を特定し適切にアプローチすることが重要です。当院では詳細な検査を通じて、あなたの腰痛の真の原因を突き止めます

姿勢の崩れや筋肉のバランス、関節の動きなど、多角的な視点から身体を評価し、一人ひとりに合わせた施術計画を立てていきます。痛みの原因となっている関節の動きを改善し、緊張した筋肉をリリースすることで、自然治癒力を高めます。

また、日常生活での正しい姿勢や動作についてもアドバイスし、再発防止にも力を入れています。痛みの原因がわかれば、それに対する適切な対処法も明確になります。あなたの腰痛と真剣に向き合い、根本改善へと導きます。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では、体の変化や症状の波を見逃さないように、検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が治療効果を高めます。

どこへ行けば良いか分からないといった方、これまで色々な治療で効果が期待できなかった方もお気軽にご相談ください。

ぎっくり腰のQ&A

ぎっくり腰は自然に治りますか？

軽度であれば自然に解消することもありますが、症状の原因がなくなったわけではないので再発のリスクが高いです。また、再発時に症状が強くなっているケースがよくあります。根本的な原因を特定し、適切に対処することが大切です。

ぎっくり腰の人がやってはいけないことは？

同じ姿勢を長時間続けることは避けるべきです。また、痛みを感じる動作を無理に行うことも控えましょう。人によって痛みが発生する動作は異なるため、自分の痛みのパターンを認識し、その動作を避けることも有効です。

危険なぎっくり腰の見分け方は？

腰痛と同時に足の強いしびれや麻痺がある場合、排尿や排便に問題が生じている場合は、神経の重大な障害の可能性があります。また、転倒などの外傷後の腰痛や、動作と関係なく突然現れる痛みは、骨折や内臓疾患の可能性があるため、すぐに医療機関を受診してください。

ぎっくり腰で悩まされていた皆さまも、当院での施術を受けて、このような変化がありました。

姿勢や生活から導き出した体の答えに、整体や鍼灸を用いてアプローチする当院の施術はぎっくり腰とは非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

ぎっくり腰は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。