
院長:星野お気軽にご相談ください!
追突されてから首の痛みが続いているうえに、静かな夜になるとキーンという耳の音が気になって眠れない。首の治療に通っているのに耳のことまで相談してよいのか、迷う方もいると思います。


星野BodyCare鍼灸整骨院 和泉本院の星野です。この記事では、むちうちのあとの耳鳴りで迷ったときに、受診の順番、家で気をつけること、相談を急ぎたい状態についてお話しします。
先に全体像を確認したい方は、むちうちの症状ページもあわせてご覧ください。この記事では、日常で気づきやすいポイントから順にお伝えしていきます。




気が動転していても大丈夫
日中は仕事や家事に追われて気にならなかった耳の音が、布団に入った途端にはっきり聞こえる。そんなご相談は少なくありません。眠る前に耳の音を探してしまい、かえって目が冴える方もいます。
周りが静かになると、音は気づきやすくなります。音そのものが大きくなったとは限らないケースもあるでしょう。まず確認しておきたいのは、いつから、どんな音かという点です。
首をケガしたはずなのに耳に症状が出ると、不思議に感じる方は多いものです。その関係を、順を追ってお話しします。
首のまわりには、体のスイッチ役である自律神経が通っています。むちうちで首の筋肉や関節が強く緊張すると、その働きが乱れ、耳の周りの血流にも影響する可能性があるといわれます。
ただし、耳鳴りの原因が首だけとは言い切れません。耳そのものや頭部の問題が隠れていることもあるため、首との関係は「可能性がある」という見方にとどめておきたいところです。首の筋肉の硬さは、触れて確かめられる部分もあります。
耳鳴りと一緒に、耳がふさがったような感じ、めまい、頭の重さ、だるさが出る方もいます。こうした不調はバレ・リュー症候群と呼ばれることがあり、首の損傷後の自律神経の症状として語られてきました。
ただ、この呼び名には医学的な位置づけに諸説があり、当てはまるかどうかは医師の判断になります。名前に振り回されず、今ある症状を一つずつ伝えることが大切です。診察では、音の高さや大きさ、いつ強まるかをそのまま話してください。
事故の直後は気が張っていて痛みが軽く、そのままにしていると、数日から2〜4週間ほどして耳鳴りや首の痛みが出て長引くこともあるとされています。「もう時間がたったから関係ない」と決めつけなくて大丈夫です。
診察で伝えやすいように、次の3点を書き留めておくと役に立ちます。事故後の保険の相談でも、経過の記録は助けになることがあります。
事故の日からの日数と、気づいた日付
キーン、ジー、ザーなど、近い音の表現
夜、仕事中、首が張った日、天気の悪い日など
事故から時間がたってからの症状は、ご自身でも事故との関係を疑いにくいものです。気になった時点で医師へ伝えておくと、あとから経過を追いやすくなります。
「どこへ行けばいいのか」で足が止まる方は多いので、通院先の目安をお伝えします。先に結論をお伝えしておきます。
耳鳴りや耳の詰まりは耳鼻咽喉科、首の痛みは整形外科が一般的な目安です。頭を打った、強い頭痛や吐き気があるといった場合は、脳神経外科を含め早めに医療機関へ相談したほうがよい状態です。
整骨院は、医療機関で原因を確認したうえで、首や肩の緊張による負担を考える場所という位置づけです。自賠責保険を使った通院なら、治療費の自己負担は0円で、病院との併用もできます。手続きの詳細は、保険会社にもご確認ください。
痛みを早く取りたい気持ちから、首を自己流で強く触ってしまう方もいます。そのお気持ちはよく分かりますが、少しだけ手を止めてください。
まずは首を冷やしすぎず、無理のない温かさで楽な姿勢を探すことから始めてみてください。枕の高さが合わないと夜の首の緊張が抜けにくいため、タオルで少し調節する方法もあります。
デスクワークでは、1時間に一度は肩をゆっくり下ろして深呼吸を。スマートフォンを見る時間が長い方は、画面を目の高さに近づけるだけでも首の負担は変わります。肩が上がったままの姿勢が続くと、耳の音が強まる気がするという声もよく聞きます。
首を強く回す、鳴らす、痛い部分を強くもむ行為は避けておきましょう。しびれや力の入りにくさがあるときは触らずに受診してください。
神経が関わる症状は、刺激で状態が変わることがあるためです。耳鳴りが強まる、めまいが増すといった変化があれば、その日は無理をせず休み、変化を記録しておいてください。
耳鳴りが気になって眠れない、眠れないから首や肩の緊張が抜けない。この繰り返しで、耳の音がさらに気になる流れに入りやすくなります。夜中に何度も目が覚める方も少なくありません。
体を休める時間が減ると、痛みも音も敏感に感じやすくなるものです。寝る前の画面を控え、小さな環境音を流して静けさを和らげる工夫もあります。首の下にタオルを敷く程度でも、力みが抜けやすいことがあります。
個人的には、耳の音の大きさよりも、眠れているかどうかが首の回復に関わっていることが多いと感じています。まずは睡眠の確保から考えてみてください。眠れた翌日は、首の張りも少し違うという方もいます。
耳鼻科で大きな問題はないと言われても、音が消えないと不安は残りますよね。そう感じるのは自然なことでしょう。
医療機関での確認を前提に、首や肩の筋肉の硬さ、関節の動き、寝ている間の首の角度などを確認します。耳鳴りを直接どうこうするのではなく、首まわりの負担を減らす視点です。
鍼灸や手技の施術は、状態によって合う合わないがあります。強い刺激は避け、通院中の医療機関の指示も踏まえて進めますので、個人差があることもご承知ください。不安なことは、施術の前にいつでもお聞かせください。
次のような症状があるときは、自宅で様子を見ずに、できるだけ早く医療機関へ相談してください。
これらに当てはまらなくても、片耳だけ急に聞こえにくくなった場合は当日中の受診が欠かせません。時間がたつほど対応が難しくなる難聴もあるといわれるためです。
耳鳴りが日ごとに強まる、眠れない日が続くといった場合も、一度相談しておくと安心です。眠れない日が続くと首の緊張も抜けにくくなるため、早めの相談が助けになります。
むちうち後の耳鳴りは、首や自律神経が関わる可能性がある一方で、耳や頭部の確認が欠かせません。まず医療機関で原因を確かめ、首の負担を減らすケアを並行する流れが基本です。あわてず順番に進めれば、見通しは持ちやすくなります。
今日からできる小さなことは、耳の音がいつ強いかのメモです。寝る前、仕事中、首が張った日など、時間帯と首の状態を一言ずつ書き残してみてください。数日分たまると、受診や相談の場面で伝える材料になります。
耳の症状だけでなく、首の張りや寝ている間の姿勢、事故後の通院状況も含めて確認したい方は、星野BodyCare鍼灸整骨院 和泉本院へお気軽にご相談ください。

