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産後に骨盤が歪むのはなぜ?

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出産を終えてほっとしたのも束の間、「なんか腰まわりがグラグラする」「お腹がなかなか戻らない」「産前のジーンズが骨盤のところで止まってしまう…」そんな体の変化を感じているママさんは、実はとても多いんです。

産後骨盤矯正のご相談に来院される方の多くが、「なぜ骨盤が歪むのかよく分からないまま、なんとなく気になっていた」とおっしゃいます。まず”なぜ”を正しく知ることが、体を根本から整える第一歩になりますよ。

院長:星野

産後のお体のお悩みを持つ方が本当に多く来院されます。「もっと早く来ればよかった」という声をよく聞くのですが、まずは”なぜそうなるのか”を知ることが大切だと感じています。体のことを正しく理解したうえでケアを始めると、回復のスピードも変わってきます

目次

産後に骨盤まわりが変化する、そもそもの理由

「骨盤が歪む」という言葉はよく聞くけれど、そのメカニズムをきちんと理解している方は意外と少ないものです。出産前後の体には、ホルモン・物理的ストレス・生活動作という3つの大きな要因が重なり合っており、それぞれが骨盤の不安定さを引き起こしていきます。ここでは、その仕組みをひとつずつ丁寧に解説していきますね。

妊娠中から始まるホルモンの変化

妊娠すると、体の中で「リラキシン」というホルモンが分泌されるようになります。このホルモンの役割は、赤ちゃんが産道をスムーズに通れるよう、骨盤まわりの靭帯や関節を柔らかくほぐすことです。

いわば、体が出産に向けて自ら「準備モード」に入るわけですね。骨盤を構成する仙腸関節や恥骨結合が少しずつ緩み、産道が広がっていきます。

問題は、このリラキシンの影響が出産直後にすぐ消えるわけではないという点です。産後もしばらくの間、骨盤まわりの靭帯は柔らかく不安定な状態が続くため、その間に姿勢や生活習慣が崩れると、骨盤が歪んだ位置で「固まって」しまうリスクが高まります。

出産そのものが骨盤にかけるダメージ

経膣分娩の場合、赤ちゃんは骨盤のなかを通って外に出てきます。その際に骨盤には相当な物理的な圧力がかかり、恥骨結合や仙腸関節が押し広げられます。

帝王切開の場合でも、妊娠中にリラキシンの影響を受けた骨盤は同様に不安定な状態です。「自然に産んだから骨盤は大丈夫」「帝王切開だから骨盤は関係ない」というわけではなく、どちらの出産方法でも産後の骨盤ケアは大切なんですよ。

出産後3〜4ヶ月で骨盤は自然に戻ると言われていますが、実際には産後の骨盤帯の痛みを3ヶ月以上抱えているママさんが約55%いるというデータもあります。「待っていれば自然に治る」と信じて放置するのは、少し危険かもしれません。

育児中の姿勢が骨盤の歪みを定着させる

出産が終わっても、骨盤への負担は続きます。むしろ育児が始まってからの方が、日常的なダメージは大きいとも言えます。授乳・抱っこ・おむつ替え……これらの動作はどれも前かがみの姿勢で行うことが多く、骨盤まわりに偏った負荷がかかりやすいのです。

たとえば、授乳中は背中を丸めた姿勢が長時間続きますし、片腕での抱っこが習慣になると、体の左右のバランスが崩れていきます。椅子に座るときに足を組んだり、床で横座りになったりするクセも、骨盤のねじれを助長する原因のひとつです。

リラキシンの影響で柔らかくなった骨盤が、こうした偏った姿勢のまま少しずつ固まっていく——これが「産後に骨盤が歪む」メカニズムの本質です。

歪みが引き起こす、体へのさまざまな影響

骨盤が歪んだ状態を放置すると、腰まわりだけでなく体全体にさまざまな不調が現れてきます。「出産後から体が変わった気がする」という感覚は、決して気のせいではありません。どのような影響があるのか、具体的に見ていきましょう。

腰痛・股関節痛の慢性化

骨盤が不安定な状態になると、その周囲の筋肉が補おうとして過剰に緊張します。特に腰の筋肉(脊柱起立筋)や腸腰筋は常に働き続けることになり、慢性的な腰痛や股関節の痛みへとつながっていきます。

産後の腰痛発症率は、分娩後1週間で約58%、産後1ヶ月経過後でも約55%と高い水準が続くことが報告されています。「育児中は腰が痛いのは当たり前」と思いがちですが、それは体からの大切なサインです。

体型の崩れとお腹まわりの変化

骨盤の歪みは、体型にも影響を与えます。骨盤が前に傾いた「前傾位」の状態が続くと、お腹がぽっこりと出て見えたり、反り腰が強くなったりします。産前のジーンズが骨盤のところで入らなくなった、というお悩みはまさにこの骨盤の位置の変化が原因であることが多いんです。

いくら食事に気をつけてダイエットを頑張っても、骨盤の歪みが残っていると体型の根本的な改善には限界があります。

尿漏れや骨盤底筋の機能低下

あまり話題にのぼりませんが、骨盤底筋群の機能低下も産後の女性に多い問題です。骨盤底筋とは、骨盤の底でハンモックのように膀胱や子宮を支えている筋肉群のこと。妊娠中の赤ちゃんの重さや、出産時のダメージで引き伸ばされ、産後は機能が大きく低下していることがあります。

「くしゃみや笑ったときに少し漏れてしまう」という症状も、骨盤の歪みや骨盤底筋の機能低下が深く関係しています。恥ずかしくて相談しにくいお悩みですが、適切なケアで改善できるものですよ。

産後の骨盤トラブル、主な原因まとめ

ここまでの内容を整理すると、産後の骨盤トラブルは次のような原因が複合して起こっています。

原因具体的な内容
ホルモンの影響リラキシンによる靭帯の弛緩・骨盤の不安定化
出産時の物理的ダメージ骨盤の開大・仙腸関節・恥骨結合への負荷
産前からの姿勢のクセお腹が大きくなることで重心が前にずれ、反り腰が習慣化
育児動作による偏り授乳・抱っこ・おむつ替えでの前かがみ・片側負荷
筋力低下腹筋・骨盤底筋群・体幹筋の弱化で骨盤サポート機能が低下

これらが重なり合うからこそ、「産後の骨盤トラブル」はひとつの原因だけで語れないんですね。同じ「産後の腰痛」でも、人によって根本の原因はまったく違います。

「時間が経てば治る」は本当?放置のリスク

「産後はみんな腰が痛くなるし、そのうち治るでしょ」と思っているママさん、少し待ってください。もちろん軽い不調なら自然回復することもありますが、適切なケアをしないまま過ごした場合、約20%の女性が慢性的な症状を抱え続けるというデータがあります。

骨盤は産後3〜4ヶ月の間が、最もケアの効果が出やすい「ゴールデン期間」と言われています。この時期に歪んだ状態が固定されてしまうと、その後の改善には時間がかかることがあります。「なんか変だな」と感じたら、その直感を大切にしてほしいんです。

ケアを始める前に大切なこと

産後の骨盤トラブルにアプローチするうえで、ひとつ大切なことをお伝えしたいと思います。それは、「自分の骨盤の状態と原因を正しく把握すること」です。

骨盤ベルトを巻いてみたけど一時的な効果しかなかった、他の整骨院に行ったけどなかなか改善しなかった——そういった経験をされた方も多いのではないでしょうか。原因を見誤ったままでケアを続けても、症状はなかなか変わりません。むしろ筋力をさらに低下させたり、別の部位に負担をかけてしまうこともあります。

どこが、どうなっているのか。そこをきちんと検査で明らかにしてから施術を始めることが、根本改善への最短ルートです。

授乳中でも安心してケアできる方法がある

「授乳中だから薬は飲めない」「赤ちゃんを連れて行けるか不安」——そんな心配からケアを後回しにしてしまっているママさんも多いですよね。でも、手技による施術は薬を使わないので授乳中でも安心して受けることができます。また、お子様連れで来院できる院を選べば、育児の合間でも気軽に通うことができますよ。

産後の骨盤ケアでよくある疑問

産後骨盤のケアを考えているママさんからよく聞かれるご質問をまとめました。

産後いつから始めればいいの?

一般的には、出産後6週間の産褥期が終わったあたりから始めるのが安全とされています。ただし、痛みが強い場合は状態に合わせたアプローチが産褥期中でも可能なこともあります。「まだ早いかな」と思っているうちに骨盤の歪みが定着してしまうことがあるので、まずは一度相談してみることをおすすめします。

帝王切開でも骨盤矯正は受けられる?

受けられます。帝王切開の場合でも、妊娠中を通じてリラキシンの影響を受けているため、骨盤まわりの靭帯は弛緩しています。また、術後の体のバランスや筋力低下の問題もあるため、産後のケアは帝王切開後のママさんにも大切です。傷口の回復状態を確認しながら、無理のない範囲でアプローチしていきます。

産後何年も経っているけど、今からでも意味がある?

はい、意味があります。骨盤の歪みが固定されてからでも、適切な施術と筋力アプローチによって改善できるケースはたくさんあります。「もう手遅れかも」と諦める必要はありません。ただ、早い段階でケアを始めるほど改善のスピードは早い傾向にあるのも事実ですので、気になった今がはじめどきですよ。

セルフケアでできること

院でのケアと並行して、自宅でもできるセルフケアを日常に取り入れることが大切です。

育児中の姿勢を少し意識するだけでも、骨盤への負担はずいぶん変わります。たとえば、授乳や抱っこをするときは左右バランスよく行うよう心がけること。座るときに足を組む習慣がある方は、意識的にやめるようにしてみてください。床での横座りも骨盤のねじれを生みやすいので、あぐらや正座に変えるだけで変化を感じられることがあります。

骨盤底筋を鍛えるエクササイズも有効です。仰向けに寝てゆっくり膝を立て、お腹と骨盤底を意識しながら軽く力を入れて数秒キープするだけで、機能低下した筋肉への刺激になります。ただし、痛みがある場合は無理をせず、専門家の指導のもとで行いましょう。

ひとりで抱え込まないでほしい

産後の体の変化は、赤ちゃんのお世話に追われる毎日の中で「なんとかなるだろう」と後回しになりがちです。でも、あなたが元気でいることが、何より赤ちゃんや家族のためになります。

「整骨院ってちょっとハードルが高い」「育児中に自分のことで通っていいのかな」と感じているなら、そんなことは全然ないですよ。産後のママさんのために、子ども連れでも安心して通える環境を整えている院はたくさんありますし、まずは相談だけでも大丈夫です。

骨盤のことで気になることがあれば、一人で悩まずにぜひ気軽に声をかけてくださいね。あなたのペースに合わせて、一緒に体を整えていきましょう。


院長:星野

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