
院長:星野お気軽にご相談ください!
朝起きたときやデスクワークの途中に、「肩の周りがピンと張る」「腕を動かすと引っ張られる感じがする」と気になっていませんか。


強い痛みではなくても、毎日のようにつっぱる感じが続くと、「肩こりなのか」「肩の関節がおかしいのか」と不安になりますよね。
肩周りのつっぱり感には、長時間同じ姿勢が続いている場合や、首・肩甲骨・肩関節の動きが関係している場合など、いくつかの可能性があります。
「つっぱる=筋膜が硬い」と一つの原因に決めるのではなく、どの動作で、どの場所につっぱりを感じるのかを確認することが大切です。
この記事では、肩こりや肩周りの不調について、つっぱる感じが出るときに確認したいこと、自宅でできるセルフケア、医療機関へ相談した方がよい症状についてお伝えします。




肩のつっぱりは「硬いところを揉めばよい」とは限りません。首や肩甲骨の動きも一緒に確認してみましょう。
肩の「つっぱる感じ」は病名ではなく、本人が感じる症状の表現です。
そのため、同じ「つっぱる」という言葉でも、
など、感じ方は人によって異なります。
まず「どこにつっぱりを感じるのか」「どんな動きで強くなるのか」を確認してみてください。
肩こりでは、重い・だるい・張る・疲れるなど、さまざまな感覚が含まれます。
そのため、「肩こり」と「つっぱり感」を完全に別の症状として分ける必要はありません。
つっぱる感じも、肩こりの一つの感じ方として現れる場合があります。
一方で、腕を上げたときだけ強くつっぱる、首を動かすと肩から腕まで症状が広がる、といった場合は、肩こりだけで考えず肩関節や首の状態も確認した方がよいことがあります。
デスクワークやスマートフォン操作では、腕を身体の前に出した姿勢が長く続きます。
同じ姿勢が続くと、首や肩、肩甲骨周辺が動く時間が減り、「固まっている」「引っ張られる」と感じることがあります。
姿勢そのものを完璧にするより、長時間同じ姿勢を続けないことを意識してみてください。
腕を動かすときは、肩関節だけでなく肩甲骨も一緒に動きます。
デスクワークなどで腕を大きく動かす時間が少ないと、久しぶりに腕を上げたときに肩甲骨周辺のつっぱりを感じることがあります。
首を左右へ向いたり、上や下を向いたりしたときに肩のつっぱりが変化する場合は、首周辺の状態も確認します。
首から肩、肩甲骨周辺には複数の筋肉がつながっているため、肩だけを揉んでも同じ感覚が残る場合があります。
腕を上げる、後ろへ回す、服を着替えるといった動作で肩のつっぱりが強くなる場合は、肩関節の動きとの関係も確認します。
特に、つっぱりだけでなく痛みや動かしにくさが増えている場合は、単なる肩こりと自己判断しない方がよいでしょう。
「昼間より朝の方が肩がつっぱる」という方もいます。
睡眠中は同じ姿勢が続きやすく、寝返りの回数や枕、寝姿勢などによって首や肩の感じ方が変わることがあります。
ただし、「枕が悪いから」とすぐに決める必要はありません。
起きて少し動くと楽になるのか、一日中つっぱりが続くのか、首を動かすと変化するのかなども合わせて確認してください。
午前中はそれほど気にならないのに、夕方になると肩周りが張ってくる方も多いと思います。
パソコン作業では、画面を見る時間だけでなく、キーボードやマウスを使うために腕を前へ出した状態が続きます。
そのため、肩だけではなく、首や肩甲骨周辺にも負担を感じることがあります。
「正しい姿勢を何時間も維持する」より、30〜60分を目安に一度姿勢を変えたり、肩や腕を軽く動かしたりする方が取り入れやすいでしょう。
次の動作をしたときに、左右で違いがあるか確認してみてください。
痛みを我慢して動かす必要はありません。
左右差が大きい、途中で引っかかる、日に日に動かしにくくなる場合は、一度状態を確認してもらうことをおすすめします。
肩のつっぱりだけであれば急を要さない場合もありますが、次のような症状があるときは医療機関での確認を検討してください。
特に突然の強い症状や、胸の痛み・息苦しさを伴う場合は、肩こりだと自己判断せず医療機関へ相談してください。
強い痛みやしびれなどがなく、長時間同じ姿勢のあとに軽いつっぱりを感じる程度であれば、無理のない範囲で身体を動かしてみましょう。
椅子に座るか立った状態で、両手を肩に添えます。
肘で円を描くように、ゆっくり前後へ回してください。
大きく回そうとしすぎず、痛みのない範囲で5回程度から始めてみましょう。
両腕をゆっくり上げ、無理のない位置まで動かして戻します。
片側だけ強くつっぱる場合は、高く上げることより「どこからつっぱりを感じるか」を確認してみてください。
壁や柱に手を添え、身体を少し反対側へ向けると、胸から肩の前側が伸びます。
強くひねる必要はありません。気持ちよく伸びる程度にとどめ、肩に痛みが出る場合は中止してください。
ストレッチを1回することより、普段の生活で肩や腕を動かす回数を増やす方が取り入れやすい場合があります。
仕事の区切りごとに立つ、腕を下ろして肩の力を抜く、少し歩くなどから始めてみてください。
長時間のデスクワークなどで肩が重くつっぱる場合、入浴などで温めると楽に感じる方もいます。
ただし、すべての肩の症状を温めればよいわけではありません。
転倒直後や腫れ・熱感がある場合、温めることで症状が強くなる場合は中止してください。
つっぱる場所があると、強く押したり揉んだりしたくなるかもしれません。
しかし、強く揉めば必ず改善するとは限りません。
首を動かしたときに症状が変わる場合や、肩関節の動きに左右差がある場合は、つっぱっている部分だけを揉んでも変化しにくいことがあります。
強く押して痛みやしびれが増える場合は中止してください。
星野BodyCare鍼灸整骨院では、肩周りのつっぱりでご相談いただいた場合も、「筋膜が硬い」「巻き肩が原因」と最初から決めつけることはありません。
実際には、
などを確認します。
20年以上施術に携わる中でも、同じ「肩がつっぱる」という訴えでも、首を動かしたときに変化する方、腕を上げたときに出る方、長時間座ったあとだけ気になる方など、状態はそれぞれ異なります。
そのため、つっぱっている場所だけを見るのではなく、首・肩関節・肩甲骨の動きを一緒に確認することを大切にしています。
身体への施術が適している状態であれば、整体・矯正・鍼灸・マッサージなどを組み合わせ、必要に応じて仕事中の姿勢やセルフケアについてもお伝えしています。
肩こりの感じ方の一つとしてつっぱりを感じることはあります。ただし、腕を動かしたときだけ出る場合などは肩関節や首の状態も確認した方がよいことがあります。
枕や寝姿勢が関係する場合はありますが、それだけで原因を決めることはできません。起きて動いたあとに改善するか、首の動きで変化するかも確認してください。
つっぱり感があるから将来必ず五十肩になるということではありません。腕が上がりにくくなる、夜間に強く痛むなどの変化がある場合は状態を確認してください。
ストレッチだけで必ず改善するとは限りません。長時間同じ姿勢を減らすことや、首・肩・肩甲骨を無理なく動かすことも大切です。
強い痛み、しびれ、筋力低下、外傷後の症状、肩が急に上がらないなどの場合は、まず整形外科での評価をおすすめします。大きな問題がなく、身体の動きや日常生活での負担を確認したい場合は、整骨院などへ相談する方法もあります。
肩周りにつっぱる感じがあっても、その原因を「筋膜」「肩こり」「巻き肩」など一つに決めることはできません。
軽いつっぱりだけであれば、まず姿勢を変える時間を増やし、痛みのない範囲で肩や肩甲骨を動かしてみてください。
繰り返す肩のつっぱりや肩こりについて詳しく知りたい方は、肩こりについて詳しく解説した症状ページも参考にしてください。

