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抱っこで腰が限界…産後に続く腰痛の原因と解消法

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こんにちは。和泉市の光明池で星野BodyCare鍼灸整骨院を営んでいる、院長の星野です。突然ですが、赤ちゃんを抱き上げるたびに腰に鋭い痛みが走ることはありませんか?

「少し休んだら治るかな」と思いつつ、何週間経っても腰の重だるさが抜けない…そんなご経験をお持ちのママさんが、当院にも本当にたくさんいらっしゃいます。

この記事では、産後骨盤矯正を専門とする立場から、抱っこで腰が痛くなるメカニズムと、自宅でできるケアの方法をしっかりお伝えしていきます。

院長:星野

僕自身、幼少期からスポーツを掛け持ちしながら何度も体の故障を経験しました。「痛みがあっても頑張れる」と思い込んでいた時期もありましたが、父である鍼灸師に「原因を知らないまま無理をすると必ず悪化する」と教わり、その考え方が今の施術の軸になっています。抱っこで腰が痛いのも、原因を知ることが解決の第一歩です

目次

なぜ抱っこで腰が痛くなるのか

抱っこが腰に負担をかける理由は、ひとつではありません。出産という大きなイベントを経た体には、いくつかの変化が重なっており、それが育児動作によって一気に表れてくるのです。仕組みを知ることで、対処法の意味もぐっとわかりやすくなります。

産後の骨盤はまだ「ゆるんだ状態」が続いている

妊娠中、体はリラキシンというホルモンを分泌し、出産に備えて骨盤の靭帯をやわらかくします。このホルモンの影響は産後も数ヶ月続くことがあり、骨盤周りのジョイント(仙腸関節・恥骨結合)が不安定な状態のままになりやすいのです。

骨盤が安定していない状態で重い赤ちゃんを繰り返し抱き上げると、本来は骨盤が受け止めるべき力を腰の筋肉がかわりに引き受けようとします。その結果、腰方形筋や脊柱起立筋などの深い筋肉が過緊張を起こし、痛みの引き金になるのです。

反り腰が知らないうちに進んでいる

授乳や抱っこのとき、多くのママさんは無意識に腰を反らせた姿勢になっています。赤ちゃんの体重を前に受け止めようとして、腰がぐっと後ろに引っ張られるイメージです。

この「反り腰」が続くと、腰椎の後ろ側にある椎間関節に圧力が集中し、動くたびに痛みが出やすくなります。「立ち上がるとき」や「抱き上げるとき」に特に痛む場合は、この反り腰パターンが関係していることが多いです。

お腹の筋肉が弱くなっている

妊娠中は大きくなったお腹を支えるため、腹直筋が引き伸ばされ続けます。産後にはインナーマッスルである腹横筋の出力も低下しており、腰を安定させる「コア」の機能が落ちた状態になっています。

お腹の力が抜けているぶん、腰の筋肉だけで体幹を支えようとするため、疲労と痛みが蓄積しやすくなるのです。腹筋が弱いから腰痛になる、というのは単純な話ではなく、こうした産後特有の変化が背景にあります。

抱っこ姿勢のくせが痛みを悪化させる

赤ちゃんをいつも同じ側で抱っこしていませんか?片側抱きが習慣化すると、骨盤が左右に傾いたまま固定されやすくなります。また、赤ちゃんを腰に乗せる「腰抱き」は体重が骨盤の一点に集中するため、じわじわと骨盤のゆがみにつながります。

産後に腰痛が長引きやすい理由

産後の腰痛は「時間が経てば治る」と思われがちですが、データは少し違うことを示しています。適切なケアがない場合、産後3ヶ月を過ぎても約55%の女性が骨盤帯の痛みを抱えたままというデータがあります。さらに、約20%の方が慢性化してしまうとも言われています。

なぜ長引くのかというと、痛みの原因が「骨盤の構造的な不安定さ」と「筋肉のアンバランス」という2つの問題が重なっているからです。片方だけを解消しようとしても、もう片方が残るため再発を繰り返してしまいます。

授乳中は薬が使いにくい

産後の腰痛でつらいのは、解決策が限られていることでもあります。授乳中は内服薬が母乳を通じて赤ちゃんに影響を及ぼす可能性があるため、気軽に鎮痛剤を使うわけにもいきません。湿布も広範囲・長期間の使用には注意が必要で、「我慢するしかない」と感じているママさんは多いのではないでしょうか。

だからこそ、薬に頼らない根本的なアプローチが大切になってきます。

今日からできるセルフケア

「病院や治療院に行く前に、まず自分でできることから試したい」というのは自然な気持ちです。ここでは痛みを悪化させずに実践できるケア方法をお伝えします。ただし、安静にしていても改善しない場合や、痛みがどんどん強くなる場合は、早めに専門家に相談してください。

抱っこの姿勢を少し変えてみる

赤ちゃんを抱き上げるときは、膝を曲げてしゃがむように下から持ち上げるのが基本です。腰だけで持ち上げようとすると腰部への負担が一気に集中するため、脚の力を使って立ち上がるイメージを意識してみてください。また、赤ちゃんを体に密着させることで、てこの原理で腰への負担を分散させることができます。

抱っこする側をこまめに替える

利き手や利き腕のある都合上、どうしても同じ側で抱っこしがちです。意識的に左右を交互に入れ替えることで、骨盤にかかる偏った負担をやわらげることができます。

腸腰筋のストレッチ

腸腰筋(ちょうようきん)は骨盤前面から太ももにつながる筋肉で、抱っこ中に縮みやすい部位です。片膝を床についてランジの姿勢を取り、前に出した膝をゆっくり前方へ押し出すようなイメージで20〜30秒キープしてください。骨盤前傾の改善につながり、腰への負担が軽減されやすくなります

抱っこ紐を活用する

腰ベルトがしっかり固定されているタイプの抱っこ紐は、体重を肩と腰で分散させる構造になっています。長時間の抱っこが必要な場面では積極的に活用することで、腰部への集中した負担を避けられます。

整骨院ではどんなことをするのか

「ストレッチしても変わらない」「安静にしても何週間も痛みが続いている」という場合は、骨盤の構造的な問題や深部の筋肉の機能低下が起きている可能性があります。整骨院では以下のようなアプローチを行います。

  • 仙腸関節や腰椎の可動性をチェックする検査
  • 関節の動きを正常化するモビライゼーション
  • 過緊張した腰部・骨盤周囲の筋肉へのアプローチ
  • 骨盤底筋を含むインナーマッスルの機能回復トレーニング
  • 育児動作(抱き上げ・授乳・おむつ替え)への生活指導

当院では、検査から施術まで院長が一貫して担当しています。産後の骨盤トラブルは「何が原因になっているか」が人によって全然違うため、検査と問診を丁寧に行い、その方に合わせたプランを立てることを大切にしています。

骨盤ベルトだけでは解決しない場合がある

産婦人科や整形外科でまず勧められることの多い骨盤ベルトは、装着中は骨盤を支えてくれますが、長期間頼りすぎると骨盤周囲の筋力がさらに低下してしまうことがあります。ベルトはあくまで補助具であり、根本的な安定性は筋肉や関節機能の回復から生まれます。「ベルトを外すと不安」という状態が続いているなら、筋肉や関節へのアプローチが必要なサインかもしれません。

「抱っこできなくなる前に」が合言葉

「もう少し様子を見てから」という気持ちはよく分かります。でも産後の骨盤は、時間が経つにつれて歪みが固定されやすくなっていきます。早い段階でアプローチするほど、改善にかかる期間も短くなる傾向があります。

赤ちゃんとの時間は、今この瞬間しかありません。痛みに気を取られず、思いっきり抱っこできる状態でいてほしいというのが、施術者として心から願っていることです。

当院にはキッズスペースも完備しており、赤ちゃんを連れたままご来院いただけます。「子どもがいるから整骨院に行きにくい」というハードルをなくすために、女性スタッフも常駐しています。一人でずっと抱え込まず、気になったときにお気軽にご相談ください。


院長:星野

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電話番号
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