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赤ちゃんの頭の歪み、7割が自然に治らない理由

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こんにちは。和泉市で星野BodyCare鍼灸整骨院を営んでいる、院長の星野です。「お風呂に入れているとき、頭の形が左右で違う気がした」「抱っこしながらふと上から見たら、なんか丸くない…?」そんなふうに、ふと気になった経験はありませんか。

日々の子育ての中で、赤ちゃんの頭の歪みに気づく瞬間って、意外とさりげなく訪れます。写真を撮ったときに気になったり、沐浴のときに触れてみてはじめて「あれ?」と感じたり。それは決して気にしすぎなんかじゃありません。

院長:星野

実際に当院へ赤ちゃんを連れてきてくださるお母さん・お父さんの多くが、「最初は気のせいかと思っていた」とおっしゃいます。でも早く気づいてあげられたことは、本当に大切なこと。一緒に原因を探しながら、できることから取り組んでいきましょう

目次

赤ちゃんの頭の形が変わるのはなぜ?

生まれたての赤ちゃんの頭蓋骨は、まだ骨同士がしっかりとくっついておらず、粘土のように柔らかい状態です。これは産道を通りやすくするための体の仕組みなのですが、その柔らかさゆえに、外からの圧力によって形が変わりやすいというデリケートな一面もあります。

赤ちゃんは1日の大半を寝て過ごします。その間ずっと同じ向きで頭を枕や布団に当て続けていれば、当然その部分が平らになっていきます。専門的には「位置的頭蓋変形」と呼ばれ、病気ではなく、あくまでも外からの力によって形が変わった状態です。

とはいえ、「病気じゃないなら大丈夫」とは言いきれないのが、この問題の難しいところです。

頭の形の歪みには3つのタイプがある

頭の形の変形は、大きく3つに分けられます。後頭部が斜めに平らになる斜頭症、後頭部が広く平らになる短頭症(いわゆる絶壁頭)、そして頭が前後に長くなる長頭症です。

中でも最も多く見られるのが斜頭症で、向き癖がある赤ちゃんに起こりやすいタイプです。左右どちらかの後頭部が平らになることで、耳の位置がずれたり、おでこや頬の出方が左右で違って見えたりすることがあります。

お子さんの頭を上から見たとき、左右の形が違うと感じたり、耳の位置がずれているように見えたりするなら、それは斜頭症のサインかもしれません。

なぜ向き癖ができるのか、その原因を知っておこう

「向き癖がある」と気づいているお父さんお母さんは多いのですが、なぜそうなるのかを知っている方は意外と少ないです。向き癖には、いくつかの原因が絡み合っていることがほとんどです。

まず考えられるのが、首の筋肉の左右差です。出産時に首の一部の筋肉が強く引っ張られたり、子宮の中でずっと同じ向きでいたりすることで、首を片側にだけ向けやすくなる「筋性斜頸」という状態になることがあります。この状態では、いくら向きを変えようとしても、赤ちゃん自身が戻してしまうことが多いです。

そのほかにも、授乳のときに決まった側からしか飲ませていないこと、ベッドや光の位置関係でいつも同じ方向に目線が向いてしまうこと、抱っこの仕方が片側に偏っていることなども、向き癖に影響します。

頭の歪みと向き癖は「卵が先か鶏が先か」の関係

向き癖があるから頭が歪むのか、頭が歪んでいるから向きやすい方向ができるのか。実はこの2つは互いに影響し合っています。一方だけを対処しても根本的な解決にならないケースが多く、頭の形と向き癖は、セットで原因を探ることが大切です。

当院では、頭の形でご相談いただいた際には、必ず首の可動域や筋肉の状態、全身のバランスも合わせて確認しています。頭の形だけを見ていると、本当の原因を見逃してしまうことがあるからです。

放置するとどうなるの?気になるリスクについて

「成長すれば自然に治るんじゃないか」と考えて、様子を見続けているご家庭も少なくありません。確かに軽度の変形であれば、成長とともに目立ちにくくなることはあります。しかし、中等度から重度の歪みについては、研究データで約7割が自然には改善しないという結果が出ています。

頭蓋骨は生後6か月を過ぎたあたりから少しずつ硬くなり始め、1歳半頃にはほぼ形が固まります。つまり、柔らかくて形が変わりやすい時期というのは、実はとても短い。この時期を過ぎてから「やっぱり気になる」となっても、改善できることの幅がぐっと狭まってしまうのです。

また、頭の形の問題は見た目だけにとどまらないことがあります。顔の左右非対称、噛み合わせや歯並びへの影響、姿勢や運動発達への潜在的な影響も、近年の研究で指摘されています。学童期に入って「自分の頭の形が気になる」「ヘアスタイルが決まらない」といったコンプレックスに繋がってしまうケースも実際にあります。

「様子を見ましょう」と言われたら

小児科や産院で「様子を見ましょう」と言われた方が、当院にもたくさんいらっしゃいます。その言葉は決して間違いではないのですが、ただ時間を待つだけでは変わらない場合もあるということは知っておいてほしいのです。

特に生後3か月から6か月の時期は、頭の形を整えるうえで最も変化が出やすい時期です。「気になったけどまあいいか」と後回しにするには、少し惜しい時間帯でもあります。

抱っこや寝かせ方でできるセルフケア

今すぐ何かしてあげたい、というお気持ちはとてもよくわかります。専門家に診てもらう前に、ご家庭でできることもありますので、参考にしてみてください。

まず意識したいのが、寝かせる向きをこまめに変えることです。向き癖がある側と反対の向きで寝かせるよう工夫しましょう。授乳のたびに左右を入れ替えることも効果的です。また、抱っこをするときも、いつも同じ腕ばかりで抱かず、左右均等に抱っこすることを意識してみてください。

うつ伏せにして遊ばせる「タミータイム」も、後頭部への圧力を分散させるうえで有効です。ただし、必ず目を離さずに行うこと、そして首が完全にすわっていない時期は無理に長時間行わないことが大切です。

セルフケアだけでは限界があることも

体位変換やタミータイムは、軽度の変形には有効な場合があります。しかし、首の筋肉の緊張が根本にある場合や、すでに変形が進んでいる場合は、ご家庭でのケアだけでは改善が難しいこともあります。

「試してみたけど変わらない」「向きを変えてもすぐ戻ってしまう」という場合は、ぜひ一度専門家に診てもらうことをおすすめします。

病院での治療法とそれぞれのデメリット

医療機関で行われる主な対処法としては、ヘルメット矯正治療、体位変換指導、経過観察の3つがあります。それぞれにできることと限界があります。

ヘルメット矯正治療は、専用のヘルメットを1日23時間装着することで、頭の成長に合わせて形を矯正する方法です。適切な時期に行えば高い効果が期待できる一方で、費用が40〜60万円と高額になること、赤ちゃんが嫌がったり肌トラブルが起きることもあること、治療開始の適齢期が生後4〜6か月頃と限られていることなど、ハードルも少なくありません。

体位変換指導は費用をかけずに取り組めますが、継続的な実践が必要で、赤ちゃんが動くようになるとなかなか思い通りにいかないこともあります。中等度以上の変形には、十分な効果が得られないこともあります。

経過観察は積極的な介入をしないため、変形が自然に改善しなかった場合にそのまま固まってしまうリスクがあります。

当院ではどのようにアプローチするのか

当院へ赤ちゃんをお連れいただく際、まず行うのは丁寧な問診と検査です。頭の形だけを見るのではなく、首の筋肉の左右差、関節の動き、全身のバランスも合わせて確認します。原因が特定できなければ、どんな施術も「その場しのぎ」になってしまうからです。

柔道整復師・鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師の4つの国家資格を持つ私が、問診から施術まで一貫して担当します。赤ちゃんへの施術は、骨格や筋肉の発達に配慮した、体への負担が極めて少ない優しいアプローチで行います。

ヘルメット治療を勧められたけど費用面で踏み切れない、様子を見るように言われたけど何もしないのは不安、という方も、ぜひ一度ご相談にいらしてください。

よくあるご質問

Q. 何か月から相談できますか?
生後間もない時期からご相談いただけます。頭蓋骨が最も柔らかくケアしやすいのは生後6か月までですので、気になり始めたら早めにお声がけください。

Q. 何科を受診すればいいかわからないのですが。
まずはかかりつけの小児科でご相談いただくか、当院へ直接お問い合わせいただくことも可能です。「どこに行けばいいか分からない」という状態でのご相談も歓迎しています。

Q. 赤ちゃんへの施術は怖くないですか?
赤ちゃんの骨格や組織の特性に合わせた、非常に優しい力加減で行います。お子さんが嫌がるような施術は一切行いませんので、どうぞご安心ください。

お子さんの頭の形が気になったら、一人で抱え込まないでください

私自身、幼少期から何度も体の不調と向き合い、父である鍼灸師に助けてもらいながら育ちました。「原因がわかれば、怖くない」ということを体で知っています。だからこそ、検査と問診を何より大切にしています。

お子さんの頭の形でご不安を感じているなら、「気にしすぎかも」と一人で抱え込まないでほしいのです。小さな変化に気づいてあげられるのは、毎日そばにいる親御さんだけです。その直感は、きっと間違っていません。

何でも気軽に話せる場所でありたいと思っています。いつでも当院にご連絡ください。一緒に考えましょう。


院長:星野

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