腰部脊柱管狭窄症

腰部脊柱管狭窄症とは

腰部脊柱管狭窄症は、背骨の中にある神経の通り道である脊柱管が腰の部分で狭くなることで起こる病気です。この狭窄により神経が圧迫され、腰から足にかけてしびれや痛みが生じます。

最も特徴的な症状は間欠跛行と呼ばれるもので、歩いているとしびれや痛みが強くなり、前かがみになって休むと楽になるという現象です。国内では約240万人の患者がいると推定され、40歳以上の人口の3.3%に相当します。

腰部脊柱管狭窄症を放置すると、神経の圧迫が進行し歩行距離がさらに短くなります。最初は数百メートル歩けていたものが、やがて数十メートル、最終的には数歩歩くだけでも激痛が走るようになってしまいます。

重症化すると安静時にも常に痛みやしびれが続き、下肢の筋力低下や感覚麻痺が進行します。さらに症状が進むと、排尿や排便のコントロールができなくなる膀胱直腸障害を起こす可能性もあります。

このような状態になると日常生活が完全に困難になり、介護が必要な状態に陥ってしまう危険性があります。早期の適切な対処が何より重要です。

腰部脊柱管狭窄症の原因

開院依頼、当院では腰部脊柱管狭窄症でお困りの方が多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から断言できるのは、腰部脊柱管狭窄症が長引く原因はひとつではなく、いくつかの要因が複雑に絡み合っているということです。

腰部脊柱管狭窄症による症状の原因には次のようなものがあります。

腰部脊柱管狭窄症はこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

この複数の原因が引き金となり、脊柱管内のスペースが狭くなることで神経が圧迫され、特有の症状が発症します。それは人によって違い、単に痛みを抑えるだけでは、全ての問題は取り切れません。

1人1人の原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。腰部脊柱管狭窄症でお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

腰部脊柱管狭窄症の場合、病院では以下の治療法が一般的です。

対処法のデメリット

薬物療法

長期間の服用により胃腸障害や肝機能障害などの副作用が現れる可能性があり、根本的な治療にはなりません。

ブロック注射

効果は一時的で、繰り返し注射が必要になることが多く、感染や神経損傷のリスクもあります。

理学療法・リハビリテーション

効果を実感するまでに時間がかかり、継続的な通院と自宅での運動が必要で、患者の負担が大きくなります。

装具療法

長期間の装着により筋力低下を招く可能性があり、日常生活での動作制限も生じます。

手術療法

手術に伴うリスクがあり、術後も完全に症状が改善されない場合があります。また、再発の可能性もあります。

腰部脊柱管狭窄症を改善するために

腰部脊柱管狭窄症を改善するためには、まずは原因を見つけることが何より重要です。原因を見誤ったままでは、症状が再発したり悪化したりする恐れがあります。

当院では、腰だけでなく全身のバランスを見て、痛みの原因を探ります。動作や生活習慣を確認し、明確な根拠に基づいて治療していきます。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では、体の変化や症状の波を見逃さないように、検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が治療効果を高めます。

どこへ行けば良いか分からないといった方、これまで色々な治療で効果が期待できなかった方もお気軽にご相談ください。

腰部脊柱管狭窄症のQ&A

腰部脊柱管狭窄症の人がやってはいけないことは？

腰を強く反らす動作は脊柱管をさらに狭めるため避けるべきです。ゴルフのスイングなど腰を反らしてひねる動作は特に注意が必要で、症状を悪化させる可能性があります。

腰部脊柱管狭窄症と腰椎椎間板ヘルニアの違いは？

椎間板ヘルニアは若い世代に多く見られるのに対し、腰部脊柱管狭窄症は40歳以上の中高年に多く発症します。症状の現れ方や原因となる構造も異なるため、正確な診断が重要です。

日常生活で気をつけることはありますか？

前かがみの姿勢を保つことで症状が楽になります。歩行時はシルバーカーや杖を使用し、重い物の持ち運びは避けるようにしましょう。また長時間同じ姿勢を続けないことも重要です。

症状が悪化するサインはありますか？

歩行距離の短縮、安静時の痛みやしびれの出現、下肢の筋力低下、排尿や排便の異常などが悪化のサインです。これらの症状が現れた場合は早急に専門医にご相談ください。

腰部脊柱管狭窄症で悩まされていた皆さまも、当院での施術を受けて、このような変化がありました。

姿勢や生活から導き出した体の答えに、整体や鍼灸を用いてアプローチする当院の施術は腰部脊柱管狭窄症とは非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

腰部脊柱管狭窄症は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。