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妊娠~出産の間にママの身体にはたくさんのトラブルが生まれます。
特に骨盤を中心として体形が大きく変化するので腰痛などが多く見られますが、実は股関節の痛みも意外と多いトラブルです。
今回は産後の骨盤が原因で起こるお身体の悩みの内でも多い股関節の痛みについてご紹介したいと思います。
妊娠から出産の過程で骨盤を中心として大きく体形が変化するのですが、お腹が大きくなるにしたがって特に骨盤の前方向の傾きや左右へのゆがみが出てきます。
骨盤の傾きやゆがみが強くなってくると、骨盤につながっている股関節の位置関係も妊娠前の状態と違ってきます。
股関節と骨盤の位置関係が変わってくると、お尻周りの筋肉も負担がかかってくるので、緊張感が増して股関節の動きが悪くなってきます。
そうするとそれまで普通にしていた日常生活の動作も負担となってしまうので、股関節の動きが滑らかに出来なくなるので痛くなるんですね。
股関節の動きが悪くなると股関節部分に痛みが出やすくなるのは分かりますが、実は股関節の動きが悪くなることによって、他の関節の動きにもすごく影響を与えてるんです!
股関節は身体の中心部に近い大きい関節になります、ここの動きが悪くなると、腰の動きの負担になったり、膝に痛みが出たりしやすくなるんですね。
出産後はこんな動きに制限がかかった状態で育児をしていくわけです、負担にならないわけないですよね。
育児での動きで特に多い動きはしゃがんだり立ったりする動きではないでしょうか?
赤ちゃんのオムツを変えたり、身体を洗ったり、抱き上げたり、、、とにかく赤ちゃんの高さまで身体を低く下げていくことが多くなります。
そうするとただでさえ動きにくくなっている股関節周りにより大きな動きを強いることになります。
つまり股関節周りの動きを正常化してスムーズにしてあげるだけでも、股関節部分の痛みはもちろん、腰や膝の痛みの予防にもつながるんです。
股関節をスムーズに動かしてあげるためにはお尻まわり、太ももの筋肉を伸ばしてあげることが大事です。
いくつか上げますので試してみてくださいね。
基本的に10秒から15秒くらいでいいので痛みが出ない程度に、ややつっぱり感を感じるくらいで、ゆっくり伸ばしてください。
両足の裏を合わせ、膝を左右に開いて座ります。
両手で足首を掴み、両肘で膝を地面に向かって押しましょう。
※背中をまっすぐに保つように注意して行いましょう。
床に座り、一方の足をまっすぐ伸ばします。
他方の足首を持ち胸に向けてまっすぐに引きつけましょう。
※足を胸に引き寄せるほど、強度は上がりますので注意して行って下さい。
一方の足は前方へ伸ばし、他方の足は膝を折り曲げ、踵をお尻の横につけるようにして座ります。
その時両手は上体を支えるため、後ろについておきストレッチしましょう。
※もし余裕がある場合は、上体を後ろに倒していくと更にストレッチ強度がアップします。
※折り曲げた膝が浮かないように注意して行いましょう。
今回は意外に多い妊娠から出産後に出る股関節まわりの痛みについて紹介しましたがいかがでしたか?
出産という大仕事を終えた後に育児がスタートするママの身体は、常にトラブルがつきまといます。
しっかりとケアして健やかな育児を楽しんで下さいね。
早期にきちんとした予防をしていれば、もし負担が強くかかっても痛みを最小限に抑えることが出来ます。
もし分からなかったり、自分でケア出来る範囲を越えてしまったらお気軽にご相談くださいね。
出産後の骨盤が原因の股関節の痛みのことでしたら、コチラから【産後の骨盤矯正】施術のページをご覧ください。
当院では『ひよこクラブ』でも紹介された産後のママに優しい負担の少ない産後骨盤矯正を行っております。