【腰痛】仕事での不良姿勢からの腰痛や肩こりの改善まで

不良姿勢からの腰痛や肩こりで来院された（30代/主婦）の改善事例をご紹介します。

主訴（来院時の症状）

患者様は慢性的な腰痛を抱え、日によっては肩こりから頭痛を伴う状態だった。

以前から猫背や骨盤の歪みを自覚しており、これらの姿勢不良が症状の根本原因ではないかと考え来院。

来院に至るまでの経緯

出産後、育児と家事をこなしながら職場復帰したことにより、慢性的な腰痛や肩こりが顕著に増悪。さらに、筋緊張の持続に伴い、日によっては頭痛を伴う症状が発現する。

介護業務においては、利用者の移動介助などによる前傾姿勢が長時間続くことで、疲労の蓄積と筋緊張の亢進が生じる。これにより、腰痛や肩こりからの頭痛が持続的に悪化し、日常生活や業務遂行に支障をきたす状態となる。

これらの症状が進行することで、将来的な健康への懸念が増し、早期の改善を目的として来院に至った。

検査と所見

初回検査結果は以下の通り

総合的に判断し、椎間板ヘルニアの有無よりも、骨盤および腰部～股関節周囲の筋群緊張、さらに猫背からの肩甲骨、胸椎の可動域の低下が影響を及ぼしていると判断。

施術内容と経過

最初は骨盤の歪みの調整、肩甲骨の可動域の拡大に重点を置いた。

脊柱の後弯増強（猫背）や骨盤後傾に起因する筋緊張を緩和するため、施術は骨盤部の調整から開始する。

肩背部および頸部の筋緊張軽減を目的に、僧帽筋・肩甲挙筋に対する徒手療法（マッサージおよび整体）を実施。また、腰部脊柱起立筋や腸腰筋群へのアプローチを行い、腰部の柔軟性を向上させることで動作の安定性を高める。

さらに、梨状筋・中殿筋・大殿筋・ハムストリングスの筋緊張を緩和し、股関節の可動域を改善。これにより、前傾姿勢での作業時における腰部への負担軽減を図る。

本施術は、脊柱・骨盤・肩甲骨・股関節などの運動連鎖に着目し、それらの機能的不調和によって生じる慢性的な症状に対し、段階的な介入を通じて機能回復および症状改善を目指すものである。

また、日常生活における仕事・家事・育児の継続は、慢性的な筋緊張や不良姿勢を助長し、腰痛や肩こりの発生要因となる。そのためセルフケア指導を併せて行い、症状の再発予防にも重点を置いている。

以下ご本人のメッセージ

産後から気になっていた骨盤の歪みや猫背からの腰痛や肩こりをどうにかしたいと思い、こちらの鍼灸整骨院に相談しました。

先生がとても丁寧にカウンセリングしてくださり、骨盤の歪みが腰痛や肩こりからの頭痛にも影響していることを詳しく説明してもらいました。

施術後は姿勢がスッと整い、体が軽くなるのを実感！長年悩んでいた腰痛や肩こりも和らぎ、本当に驚きました。

院内の雰囲気も落ち着いていて通いやすいので、これからもお世話になりたいと思います。

院長からのコメント

忙しいとどうしても自分の体のことはつい後回しになりがちですよね。そんな中でご相談いただき、骨盤の歪みを整えることで姿勢が改善し、腰痛や頭痛を伴う肩こりも楽になったとのことで、本当によかったです。

お仕事や育児での負担は知らず知らずのうちに体に影響を与えることもありますので、少しでも違和感や不調を感じたら無理をせず、お気軽にご相談くださいね。これからも快適な毎日を送れるよう、しっかりサポートさせていただきます。

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