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膝の痛みをセルフケアで改善できる?原因と自宅ケアの全知識

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「階段を下りるたびにズキッとする」「朝、立ち上がるときに膝がこわばって動かしにくい」——そんな悩みを抱えながら、今日もなんとかやり過ごしていませんか?

今回は、膝の痛みでお悩みの方に向けて、そもそもなぜ痛みが起こるのか、リハビリや運動療法でどこまで改善が期待できるのか、そして自宅でできるセルフケアまで、できるかぎり丁寧にお伝えしていきます。

僕自身、幼少期から様々なスポーツを掛け持ちして体を動かしてきた中で、ケガや関節まわりのトラブルを何度も経験してきました。そのたびに鍼灸師だった父の施術や知識に助けられてきたからこそ、「なぜ痛みが出るのか」を知ることがどれだけ大切かを実感しています。難しい話は抜きにして、一緒に考えていきましょう。

院長:星野

膝の痛みで来院される方の多くが「病院で異常なしと言われたけど痛い」「湿布や痛み止めでは限界を感じている」とおっしゃいます——だからこそ、なぜ痛みが出ているのかという”原因”から向き合うことが、改善への一番の近道だと思っています

目次

膝が痛むのはなぜ?まず「原因」を知ることが大切です

「膝が痛い」と一口に言っても、その原因は人によってまったく異なります。加齢による軟骨のすり減りが原因のこともあれば、姿勢の崩れや筋力不足が引き金になっていることもある。スポーツ障害や仕事中の繰り返し動作が積み重なって痛みが出るケースも少なくありません。大事なのは、「痛みをやわらげること」と同時に「なぜ痛みが出ているのかを知ること」です。原因がわからないまま対処を続けても、痛みはまた戻ってきてしまいます。

よくある膝の痛みの原因

膝の痛みを引き起こす要因は複数あり、それらが重なり合って症状が現れることがほとんどです。代表的な原因をひとつずつ見ていきましょう。

加齢による軟骨のすり減り(変形性膝関節症)

50代以上の方に特に多い原因です。膝関節のクッションの役割を果たす軟骨が少しずつすり減ることで、骨同士が直接ぶつかるような痛みが起こります。階段の上り下りや立ち上がりの際に「ズキッ」とする感覚は、この変化によるものがほとんどです。

姿勢や骨格のアンバランス(O脚・X脚など)

O脚やX脚のように膝の向きが内外にずれていると、特定の部位に荷重が集中してしまいます。もともとの骨格が原因のこともありますが、日常的な立ち方や歩き方の癖が少しずつ姿勢を崩し、膝への負担を増やしているケースも多いです。

筋力の低下と筋肉のアンバランス

太ももの前面にある大腿四頭筋が弱くなると、膝を支える力が不足して関節に余分な負担がかかります。特に長期間あまり動かない生活が続いていたり、痛みを庇って歩かなくなると、筋力低下はどんどん進んでしまいます。「痛いから動かない→筋力が落ちる→さらに痛くなる」というサイクルこそが、膝の痛みを慢性化させる最大の落とし穴です。

スポーツや仕事での使いすぎ・使い方の問題

ランナーやジャンプ動作の多いスポーツをしている方、立ち仕事や屈伸の多い介護職・製造業の方など、膝を繰り返し酷使している環境では、関節や腱・靱帯への疲労が蓄積しやすくなります。「たいして運動もしていないのに」という方でも、日常の動作の積み重ねが原因になっていることがあります。

「リハビリ」って何をするの?その中身を正直にお伝えします

「リハビリ」という言葉を聞くと、病院で専門家に指導してもらうもの、というイメージを持つ方が多いかもしれません。でも本来のリハビリとは、痛みの原因にアプローチしながら、日常生活や好きな活動をもう一度楽しめる状態に体を戻していくプロセスのことです。膝の場合、大きく分けると「筋力強化」「柔軟性の回復」「動作の改善」という3つの柱があります。

筋力強化——膝を支える土台をつくる

膝の安定に最も重要なのが、太ももの筋肉(大腿四頭筋・ハムストリングス)と股関節まわりの筋肉です。これらが弱くなっていると、歩くたびに膝の関節面に余計な衝撃が伝わり続けます。筋力強化の運動は地味に見えますが、継続することで確実に体は変わっていきます。

自宅でできる代表的なトレーニングとしては、椅子に座って片足をゆっくり水平に持ち上げる「レッグレイズ」や、壁に背中をつけて少しだけ膝を曲げてキープする「ウォールスクワット」などがあります。無理に深く曲げる必要はなく、痛みが出ない範囲での浅い動きから始めることが鉄則です。

柔軟性の回復——膝まわりの緊張をほぐす

筋肉が硬くなっていると、関節の動きが制限されるだけでなく、筋肉自体が引っ張られて痛みの原因になることもあります。太もも前面・裏面・ふくらはぎ・股関節のストレッチを毎日少しずつ行うことで、膝への圧力を分散させることができます。

寝る前の10分、お風呂上がりの筋肉が柔らかくなったタイミングでのストレッチが特に効果的です。痛みが強い時期は無理に伸ばさず、心地よいと感じる程度にとどめておきましょう。

動作の改善——日常の「くせ」を見直す

どんなに運動や施術を続けても、日常生活の中で膝に負担をかける動作が続いていれば、痛みはなかなか取れません。重いものを持つときの姿勢、歩き方の癖、立ち仕事での重心のかけ方——こういった「生活の中の動きの癖」を見直すことが、再発予防において非常に重要です。

病院のリハビリと整骨院・整体の違いは何ですか?

病院のリハビリと整骨院・整体の違いについて、患者さんからよく質問をいただきます。それぞれの特徴と役割をわかりやすく整理しておきますね。

比較項目病院・クリニックのリハビリ整骨院・整体院
主な内容運動療法・物理療法(電気・温熱)手技療法・矯正・鍼灸など
強み医師との連携・検査設備個別対応・施術の柔軟性
対応できる範囲幅広い疾患・術後管理筋骨格系・姿勢・動作の問題
担当者の一貫性複数のセラピストが担当することも院によっては院長が一貫して担当

「病院に行ったけど骨に異常なしと言われた」「湿布をもらって終わりだった」という経験をお持ちの方は多いです。それは病院が悪いのではなく、骨の状態に問題がなくても「筋肉・筋膜・姿勢・動作」のレベルで問題が起きていることが多いからです。そういったケースは、整骨院や整体で原因を丁寧に検査・施術することで改善につながることがあります。

自宅でできる膝のセルフケア——今日から始められる3つのこと

「まず自分でできることをやってみたい」という方も多いと思います。実践しやすいセルフケアを3つにしぼってお伝えします。ただし、炎症が強く安静時にも強い痛みがある場合は、まず専門家に相談することを優先してください。

①体重管理を意識する

体重が1kg増えると、歩行時に膝にかかる負荷は約3〜5kg増えると言われています。逆に1kg減らすだけで、膝への負担はかなり軽くなります。過度なダイエットは不要ですが、食事と日常の活動量を少し見直すだけでも膝の状態は変わってきます。

②水中ウォーキングや自転車などの低負荷運動を取り入れる

「運動した方がいいのはわかるけど、膝が痛くて歩けない」という方にこそ試してほしいのが、水中ウォーキングや自転車(エアロバイク)などの膝に直接衝撃が伝わりにくい運動です。浮力のある水の中では体重による負担が大幅に減り、筋力を維持・強化しながら膝を守ることができます。

③温める or 冷やす?状態によって使い分ける

慢性的な鈍い痛みやこわばりには、温めて血行を促進することが効果的です。一方、腫れや熱感を伴う急性の炎症状態では、冷やして炎症を抑えることが先決です。「じっとしていてもズキズキ痛む」「触ると熱い」という場合は冷やす、「朝のこわばりや動き始めの違和感」という場合は温める、が基本的な使い分けの目安です。

「リハビリを続けているのに改善しない」そんな方へ

頑張ってリハビリを続けているのに、なかなか良くならない——そういった方が当院にも多くいらっしゃいます。その場合、考えられる理由のひとつが「原因の特定が不十分なまま対処を続けている」ことです。

膝の痛みは、膝だけを見ていても改善しないことがあります。股関節の硬さ・足首の動き・骨盤のゆがみ・重心のかかり方——こうした全身のバランスの問題が、膝に痛みとして現れていることが少なくありません。体を部分ではなく全体として捉える視点が、改善の糸口になります。

「痛みの悪循環」から抜け出すために必要なこと

痛みが出る→動かなくなる→筋力が落ちる→さらに膝への負担が増える→また痛みが出る。この悪循環が長く続くほど、膝の状態は悪化していきます。逆に言えば、この循環をどこかで断ち切ることができれば、体は必ず応えてくれます。そのためには、「今の自分の体の状態を正確に知ること」が最初の一歩になります。

当院が大切にしている「検査」と「コミュニケーション」

僕自身、幼少期から川崎病を抱えながら、それでもバレーボールやバドミントンに打ち込んできました。体を動かすことが好きだったからこそ、ケガや痛みで「やりたいことを諦める」という辛さは人一倍わかります。鍼灸師だった父は、どこかが痛くなるたびに「なぜ痛みが出るのか」「どうすれば改善するのか」を丁寧に教えてくれました。その経験が今の僕の施術の軸になっています。

当院では、問診票への記入から始まり、姿勢写真による姿勢分析、関節可動域検査、神経検査など4種類の独自検査を行い、症状の原因を多角的に特定します。そのうえで、整体・鍼灸・矯正を組み合わせた施術を、院長である僕が一貫して担当します。「どこに行っても同じだった」「病院でも改善しなかった」という方も、ぜひ一度ご相談ください。

膝の痛みに関してよくある質問

患者さんからよくいただく質問についても、正直にお伝えしておきます。

Q. サポーターや湿布は意味がありますか?

一時的な痛みの緩和には効果があります。ただし、あくまで「痛みをやわらげる道具」であって、原因にアプローチするものではありません。サポーターに頼りすぎると、逆に膝まわりの筋力低下を招くこともあるため、長期的な依存には注意が必要です。

Q. 手術をしないと治らないと言われました

変形性膝関節症が進行したケースでは、確かに手術が選択肢になることもあります。ただ、多くの場合、適切な運動療法・体重管理・施術の組み合わせで症状を大幅に改善できる余地があります。「手術しかない」と言われた方でも、あきらめる前に一度ご相談ください。

Q. どのくらいで改善しますか?

これは症状の重さや原因の複雑さによって異なります。ただ、ひとつ確かに言えるのは、早く動き始めるほど回復のスピードは早いということです。「もう少し様子を見てから」と後回しにするほど、改善までの時間は長くなります。

諦めないでください。膝の痛みは必ず向き合えます

膝の痛みは、正しく原因を見つけて、適切にアプローチすれば改善できる症状です。「年だから仕方ない」「もう治らない」と思っている方にこそ、ぜひ一度体ときちんと向き合ってほしいと思います。

僕は4つの国家資格(柔道整復師・鍼師・灸師・あん摩マッサージ指圧師)を取得し、大阪の守口市での修行時代から、ひたすら施術と勉強を重ねてきました。今は和泉市の光明池で開院し、一人ひとりの体と向き合うことをいちばん大切にしています。

「どこに相談すればいいかわからない」「一人で悩んでいた」という方、本当にいつでも気軽に声をかけてください。あなたの体のこと、一緒に真剣に考えます。


院長:星野

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