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ぎっくり腰になった瞬間からの対処法|動けない時の応急処置

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朝起きようとした瞬間、腰に走る激痛。重い荷物を持ち上げた拍子に動けなくなってしまった経験はありませんか?急に襲ってくる腰の激しい痛みは、本当に不安で焦ってしまいますよね。今この瞬間も痛みに苦しんでいる方、どうしたらいいか分からず困っている方に向けて、鍼灸師として20年以上の経験から得た正しい初期の応急処置とやってはいけない行動についてお伝えしていきます。

当院にも突然の腰痛でお困りの方が多く来院されますが、初期の対処を間違えてしまうと症状が長引いたり悪化したりするケースも少なくありません。

院長:星野

急な腰の激痛は誰にでも起こりうる症状です。焦らず正しい対処をすることが早期回復への第一歩になります

目次

急性腰痛とは何か

急性腰痛は医学的には急性腰椎症や急性腰痛症と呼ばれ、突然発症する強い腰の痛みを指します。多くの場合、何気ない日常動作の中で発症することが特徴です。朝起きる時や顔を洗う時の前かがみ姿勢、くしゃみをした瞬間、重い荷物を持ち上げた時など、きっかけは様々ですが共通しているのは予期せぬタイミングで襲ってくるという点です。

痛みの程度は人それぞれですが、動けなくなるほどの激痛を伴うこともあれば、歩けるけれど強い痛みが続くという場合もあります。医学的には腰椎を支える筋肉や靭帯、椎間板などの組織が急激な負荷によって損傷することで起こると考えられていますが、実は画像検査では異常が見つからないケースが約85パーセントにも及ぶのです。

発症直後にすべき応急処置

突然の激痛に襲われた時、最初の対処が非常に重要になります。まず何よりも大切なのは無理に動かないことです。痛みが強い場合は安静を保ち、楽な姿勢を見つけることから始めましょう。

痛みを和らげる姿勢の取り方

横になれる環境であれば、仰向けになって膝の下にクッションや座布団を入れて膝を曲げた状態を保つと腰への負担が軽減されます。これは腰椎の前弯が緩和されて椎間板や周囲の筋肉への圧力が分散されるためです。仰向けが辛い場合は横向きで体を丸めるように膝を抱える姿勢も効果的で、多くの方がこの姿勢で痛みの軽減を実感されています。

職場など横になれない環境では、椅子に座って机に上半身を預けるような姿勢や、壁に背中をつけて軽く膝を曲げた状態で立つことも応急的には有効です。ただし長時間同じ姿勢を続けると筋肉が硬くなってしまうため、少しずつ体勢を変えることも意識してください。

冷やすか温めるかの正しい判断

発症直後の急性期には患部を冷やすことが基本です。発症から48時間以内は炎症反応が起きているため、氷嚢や保冷剤をタオルで包んで患部に当てることで炎症の拡大を抑えることができます。一回の冷却時間は15分から20分程度にして、1時間ほど間隔を空けてから再度冷やすというサイクルを繰り返すと効果的です。

反対に発症直後に温めてしまうと血流が増加して炎症が悪化し、痛みが増してしまう可能性があります。お風呂に入りたい気持ちも分かりますが、発症当日から翌日は湯船には浸からずシャワーだけにとどめておくことをお勧めします。2日から3日経過して急性期を過ぎたら、今度は温めることで筋肉の緊張をほぐし血行を促進することが回復を早めることにつながります。

絶対にやってはいけないNG行動

良かれと思って行った対処が実は症状を悪化させてしまうこともあります。ここでは特に注意していただきたい行動について詳しく解説していきます。

患部を揉んだりマッサージすること

痛い部分を揉みたくなる気持ちは分かりますが、発症直後に患部を強く揉んだりマッサージしたりすることは避けてください。組織が損傷している状態で刺激を加えると炎症が悪化したり、損傷部位が広がったりする危険性があります。当院にも他の施術所で強いマッサージを受けて悪化したという方が時々来院されますが、急性期の組織には適切な刺激量の見極めが非常に重要になるのです。

家族に揉んでもらうことも同様にリスクがありますし、自分で患部を押したり叩いたりすることも控えましょう。痛みがある部分は体が守ろうとしているサインでもあるため、その声に耳を傾けることが大切です。

無理に動いたりストレッチすること

痛みがあっても動かないと固まってしまうのではないかと心配になる方もいらっしゃいますが、発症直後の激痛がある時期に無理に動くことは逆効果です。特に痛みを我慢しながらストレッチや体操をすることは組織の損傷を広げる可能性があり危険です。

ただし安静といっても丸一日ベッドで寝たきりになる必要はなく、痛みが少し落ち着いてきたら可能な範囲で少しずつ動き始めることも大切です。トイレに行く、食事をするなど最低限の日常動作から徐々に活動範囲を広げていくイメージで進めていくと良いでしょう。

重い荷物を持つこと

回復期に入っても重い荷物を持つことは腰への負担が大きく再発のリスクを高めます。買い物袋や段ボール、お子さんの抱っこなども症状が落ち着くまでは家族に協力してもらうことをお勧めします。仕事でどうしても荷物を運ばなければならない場合は、膝を曲げて腰を落とした状態から体全体で持ち上げることを意識し、腰だけで持ち上げる動作は避けてください。

病院を受診すべきかの判断基準

自宅で様子を見るべきか病院に行くべきか迷われる方も多いと思います。以下のような症状がある場合は早めに医療機関を受診することをお勧めします。

まず足のしびれや麻痺がある場合は椎間板ヘルニアや神経の圧迫が疑われるため整形外科での精密検査が必要です。排尿障害や排便障害が出現している場合も神経の重度な圧迫の可能性があり緊急性が高い状態です。また発熱を伴う場合は感染症の可能性もあるため内科や整形外科での診察が必要になります。

一方で痛みはあるものの歩行可能で上記のような症状がない場合は、2日から3日様子を見ても問題ないケースが多いです。ただし痛みが2週間以上続く場合や日に日に悪化していく場合は、別の疾患が隠れている可能性もあるため医療機関での検査を受けることをお勧めします。

仕事や日常生活への影響と復帰時期

痛みがある中で仕事を休むべきかどうかも悩ましい問題ですよね。デスクワークの場合は座る姿勢さえ工夫できれば出勤可能なケースもありますが、立ち仕事や重労働の場合は無理をすると回復が遅れてしまいます。

一般的には軽度の場合で3日から1週間、中等度以上の場合は1週間から2週間程度で日常生活に支障がないレベルまで回復することが多いです。ただし完全に元の状態に戻るまでにはさらに時間がかかることもあり、焦らずに段階的に活動量を増やしていくことが大切です。

日常動作での工夫

回復期には日常動作の工夫が症状の改善を左右します。靴下を履く時は椅子に座って足を上げる、床の物を拾う時は膝を曲げてしゃがむ、洗面台で顔を洗う時は片手で洗面台を支えるなど、ちょっとした工夫で腰への負担を減らすことができます。

コルセットの使用も症状によっては有効ですが、長期間装着し続けると腰を支える筋肉が弱くなってしまうため、痛みが強い時期に限定して使用することをお勧めします。装着したまま寝ることは避けて、日中の活動時のみ使用するようにしましょう。

再発を防ぐための予防策

一度経験すると再発のリスクが高まることも知られています。当院に来院される方の中にも何度も繰り返しているという方が少なくありません。再発を防ぐためには日頃からの予防が何より重要になります。

姿勢の見直し

慢性的な不良姿勢は腰への負担を蓄積させる大きな要因です。デスクワークでは骨盤を立てて座り、足の裏全体が床につく高さに椅子を調整することが基本です。パソコン画面は目線の高さに、キーボードは肘が90度に曲がる位置に配置することで上半身の負担も軽減されます。

立ち仕事の場合は片足に体重をかける癖を改善し、時々足踏みをするなど同じ姿勢を続けないよう意識することが大切です。家事動作でも腰を曲げる動作を減らし、膝を使って高さを調整する習慣をつけましょう。

体幹の筋力強化

腰を支える筋肉が弱いと同じ負荷でも痛めやすくなります。ただし痛みがある時期に筋トレを行うことは逆効果なので、完全に症状が落ち着いてから段階的に始めることが重要です。腹筋や背筋のバランスを整えることで腰椎の安定性が高まり、再発予防につながります。

簡単な運動としては仰向けで膝を立てた状態でお腹を凹ませて腰を床に押し付けるドローインや、四つ這いで片手片足を伸ばすバランス運動などが自宅でも取り組みやすくお勧めです。ただし正しいフォームで行わないと効果が得られないため、専門家の指導を受けながら進めることが理想的です。

市販薬や湿布の使い方

痛みが強い時には市販の鎮痛薬や湿布を使用することも選択肢の一つです。消炎鎮痛成分を含む内服薬は痛みを和らげる効果がありますが、胃腸障害などの副作用もあるため用法用量を守ることが大切です。空腹時を避けて食後に服用し、長期間の連用は避けましょう。

湿布については冷感湿布と温感湿布がありますが、急性期は冷感タイプ、回復期は温感タイプと使い分けることが基本です。ただし湿布の成分で皮膚がかぶれる方もいらっしゃいますし、長時間貼り続けると皮膚トラブルの原因になることもあるため、一日一回貼り替えることをお勧めします。

治療院での専門的なアプローチ

自宅でのセルフケアで改善しない場合や早期に症状を改善したい場合は、専門的な治療を受けることも有効な選択肢です。当院では急性期の腰痛に対して、炎症を抑えながら痛みの原因となっている筋肉の緊張や関節の動きの問題にアプローチしています

検査によって痛みの本当の原因を特定することが何より重要で、単に痛い部分だけでなく全身のバランスや動作パターン、生活習慣なども含めて総合的に評価していきます。そのうえで整体や鍼灸、矯正などを組み合わせて、お一人お一人の状態に最も適した施術を提供しています。

急性期を過ぎた後も根本的な原因が解決されていなければ再発を繰り返すことになります。姿勢の歪みや筋力のアンバランス、関節の可動域制限など、画像検査では分からない問題を見つけ出して改善することで、症状の再発を防ぐことができるのです。

まとめ

突然襲ってくる激しい腰の痛みは本当に辛く不安なものですが、正しい初期対応と適切な治療によって多くの場合改善していきます。発症直後は安静と冷却を基本とし、患部を揉んだり温めたりすることは避けてください。痛みが落ち着いてきたら少しずつ動き始め、日常動作の工夫や再発予防のための取り組みを続けることが大切です。

もし症状が長引いたり繰り返したりする場合は、痛みの根本原因が解決されていない可能性があります。一人で悩まず、ぜひ私たち専門家にご相談ください。あなたの症状に真摯に向き合い、検査から施術まで責任を持って対応させていただきます。痛みのない生活を取り戻して、仕事も趣味も思い切り楽しめる体を一緒に目指していきましょう。


院長:星野

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