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帝王切開後の骨盤ベルトはいつから?安全な開始時期と5つの注意点

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帝王切開で出産されたママさん、本当にお疲れさまでした。出産という大仕事を終えて、赤ちゃんとの生活が始まったばかりの今、ご自身の体のケアについても気になっていることと思います。

帝王切開だと経腟分娩と違って子宮口を開いていないから骨盤は開いていないんじゃないか、それなら産後の骨盤矯正って必要ないのかなと疑問に思われる方も多いんです。でも実は、妊娠中のホルモンの影響で帝王切開でも骨盤は緩んでいるんですよ。

そこで今回は、帝王切開後に骨盤ベルトをいつから使用できるのか、傷口への影響はないのか、そして本当に骨盤ケアが必要なのかについて詳しくお伝えしていきますね。

院長:星野

帝王切開で出産されたママさんからよくご相談を受ける内容です。傷口のことも心配ですよね、一緒に確認していきましょう

目次

帝王切開後の骨盤ベルト、一般的な開始時期

帝王切開で出産された場合、骨盤ベルトの使用開始時期は傷の状態や体調によって個人差がありますが、一般的には産後2ヶ月から3ヶ月頃が目安とされています。これは経腟分娩の場合と比べると少し遅めのスタートになります。

帝王切開では腹部に縫合した傷があるため、産後すぐに骨盤ベルトを装着すると傷口に圧迫がかかって痛みが出たり、治りを妨げてしまう可能性があるんです。産後1ヶ月健診で傷の治り具合を医師に確認してもらい、問題がなければ徐々に使用を開始していくのが安全な方法といえます。

ただし、産後の体調には本当に個人差がありますので、必ず主治医や助産師さんに相談してから始めるようにしてくださいね。痛みや違和感を感じたらすぐに使用を中止することも大切です。

傷口の状態を最優先に考える

帝王切開の傷は表面だけでなく、子宮や腹膜など複数の層を縫合しているため、見た目以上に回復に時間がかかります。産後6週間から8週間程度は傷の内部も含めて治癒期間と考えられています。

骨盤ベルトを装着する位置が傷口に重なってしまうと、圧迫による痛みだけでなく、血流が悪くなって治りが遅れることもあるんです。焦らずに傷がしっかり治ってから骨盤ケアを始めても決して遅くはありませんので、まずは傷の回復を最優先にしていただきたいと思います。

帝王切開でも骨盤ケアが必要な理由

ここまで読んで、やっぱり帝王切開でも骨盤ベルトって必要なのかなと疑問に思われた方もいらっしゃるかもしれませんね。実は帝王切開でも経腟分娩と同じように骨盤ケアは重要なんです。

妊娠中には赤ちゃんが成長するにつれて骨盤周りの靭帯や関節が緩んできます。これはリラキシンというホルモンの影響で、出産方法に関係なくすべての妊婦さんに起こる変化です。また、妊娠後期にはお腹が大きくなることで骨盤が前傾したり、歩き方や姿勢のバランスが崩れたりします。

帝王切開だから子宮口を開いていないとはいえ、妊娠中に緩んだ骨盤や靭帯はそのままの状態なんです。産後にきちんとケアをしないと、腰痛や恥骨痛、股関節の痛みなどのトラブルが長引いてしまうことも珍しくありません。

妊娠中から変化している骨盤

リラキシンというホルモンは妊娠初期から分泌が始まり、出産に向けて骨盤周りの靭帯を柔らかくしていきます。これは経腟分娩でスムーズに赤ちゃんが通れるようにするための体の準備なのですが、帝王切開での出産が予定されていても同じようにホルモンは分泌されます

つまり、出産方法に関わらず妊娠中の約10ヶ月間、骨盤は少しずつ開いて不安定な状態になっているということなんですね。産後はこの緩んだ骨盤を正しい位置に戻して安定させることが、体調回復のためにとても大切になります。

骨盤ベルト使用時の注意点と対処法

帝王切開後に骨盤ベルトを使用する際には、いくつか気をつけていただきたいポイントがあります。特に傷口への配慮は欠かせません。

まず、ベルトの装着位置ですが、傷口には直接当たらないように少し下の位置、骨盤の大転子という太ももの骨の出っ張り部分に合わせて巻くのが基本です。もしベルトが傷口に当たって痛みを感じる場合は、柔らかいガーゼやタオルを傷口の上に挟んでからベルトを巻くと負担が軽減されます。

締め付けの強さにも注意が必要です。しっかり支えたいからといって強く締めすぎると、血行が悪くなったり内臓を圧迫したりする可能性があるんです。指が1本から2本入る程度の余裕を持たせて、優しく支える程度の締め具合にしてください。

帝王切開専用の骨盤ベルトも検討する

最近では帝王切開で出産されたママさん向けに開発された、傷口に配慮した設計の骨盤ベルトも販売されています。傷口部分に当たる素材が柔らかくなっていたり、クッション性が高くなっていたりと工夫がされているんですよ。

通常の骨盤ベルトで痛みや違和感を感じる場合は、こうした専用商品を試してみるのもひとつの方法です。産院や助産師さんに相談すると、おすすめの商品を教えてもらえることもあります。

骨盤ベルトだけでは不十分なケースも

骨盤ベルトは骨盤を外側から支えて安定させる効果がありますが、実は骨盤ベルトだけでは根本的な改善にならないケースも少なくありません。なぜなら、骨盤の歪みや痛みの原因は骨盤周りの筋力低下や姿勢の崩れ、体のバランスの乱れなど複数の要因が絡み合っているからです。

長期間骨盤ベルトに頼りすぎると、かえって骨盤周りの筋力が落ちてしまうこともあります。ベルトを外したときに不安定さを感じたり、痛みが戻ってしまったりするのはそのためなんですね。

産後の骨盤ケアで大切なのは、骨盤の歪みの原因をきちんと特定して、骨盤周りの筋力を回復させながら正しい姿勢を取り戻していくことです。当院では帝王切開で出産されたママさんの体の状態を丁寧に検査して、一人ひとりに合わせた施術プランをご提案しています。

医師への相談も忘れずに

骨盤ベルトの使用を開始する前には、必ず1ヶ月健診や産後健診の際に主治医に相談してください。傷の治り具合や体の回復状態は個人差が大きいため、医師の判断を仰ぐことがとても重要なんです。

また、骨盤ベルトを使用していても腰痛や股関節痛が続く場合、尿漏れなどのトラブルがある場合は、骨盤周りに何らかの問題が起きている可能性があります。そのような症状がある方は、産後の骨盤ケアを専門とする治療院での施術も検討してみてくださいね。

産後の骨盤トラブルを放置するリスク

産後の骨盤の歪みや不安定さを放置してしまうと、さまざまなトラブルが慢性化する恐れがあります。育児動作での腰痛や股関節痛が悪化して、赤ちゃんを抱っこするのも辛くなってしまったり、長時間立っているのが難しくなったりすることもあるんです。

また、骨盤底筋の機能が低下すると尿漏れや内臓下垂といった症状が現れることもあります。こうしたトラブルは生活の質を大きく下げてしまいますし、育児のストレスにもつながってしまいます。

帝王切開での出産は体への負担が大きいものですから、産後はご自身の体のケアも大切にしていただきたいと思います。痛みや違和感を我慢せず、早めに専門家に相談することで、回復までの期間を短縮できることも多いんですよ。

最後に

帝王切開で出産されたママさんは、傷の痛みがある中で慣れない育児に奮闘されていて本当に大変だと思います。骨盤ベルトの使用開始時期は産後2ヶ月から3ヶ月頃が目安ですが、何より大切なのは傷の回復と体調を最優先にすることです。

骨盤ケアは産後の体を元の状態に戻すためにとても重要ですが、焦る必要はありません。医師や助産師さん、そして私たち専門家に相談しながら、無理のないペースでケアを進めていきましょう。

当院では帝王切開で出産されたママさんの体の特性を理解した上で、お一人おひとりの状態に合わせた施術とアドバイスを行っています。腰痛や骨盤の痛み、体型の変化など、産後の体の悩みは一人で抱え込まずにいつでもご相談くださいね。あなたが健康な体を取り戻して、赤ちゃんとの時間を心から楽しめるように全力でサポートさせていただきます。


院長:星野

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