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加齢で膝が痛い方へ|諦める前に知ってほしいこと

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「もう歳だから仕方ない」と、膝の痛みを自分に言い聞かせて我慢していませんか?

階段を上るたびにズキッとする。朝起きた瞬間に膝が固まっている。長く歩いた後に張りが抜けない。そんなふうに、気づけば毎日どこかで膝のことを気にしながら過ごしている…そういう方がとても多いんです。

でも正直に言わせてください。膝の痛みは、年齢だけが原因ではないことがほとんどです。だからこそ、諦める前にしっかりと原因を知ってほしいと思っています。

院長:星野

幼少期から様々なスポーツを経験してきた僕自身、何度も膝や関節の不調を経験しました。そのたびに父である鍼灸師に「なぜ痛むのか」を教えてもらってきたんですが、原因がわかると不安がスッと消えるんですよね。この記事を読んでくださった方にも、ぜひ同じ体験をしてもらいたいと思って書きました

目次

「年齢のせい」は本当に正しいの?

膝の痛みを訴える方に「どうしてこうなったと思いますか?」と聞くと、多くの方が「やっぱり歳ですよね」とおっしゃいます。確かに、加齢とともに膝の軟骨がすり減っていくことは事実です。ただ、同じ年齢でも膝が痛い人と痛くない人がいる。その差はどこにあるのか、考えてみたことはありますか?

実は、膝に痛みが出るかどうかは「年齢」だけでは決まりません。姿勢のくせ、筋肉のアンバランス、体重の負荷、日常の動き方——これらが複雑に絡み合って、はじめて痛みとして現れてくるのです。

だからこそ、「年齢だから」と片づけてしまうのはとてももったいないことだと、現場で施術をしている僕は強く感じています。

加齢で膝に何が起きているのか

ここで少し、年齢とともに膝の中でどんなことが起きているのかを整理しておきましょう。難しい話は省きますが、仕組みを知っておくと対処の仕方が変わってきますよ。

軟骨がすり減るとはどういうことか

膝の関節は、太ももの骨(大腿骨)とすねの骨(脛骨)が接する部分にあります。この骨と骨の間には、クッション役を果たす軟骨があって、体重の衝撃を吸収しながら滑らかな動きを支えています。

ところが年齢を重ねると、このクッションが少しずつ薄くなっていきます。水分が失われてハリがなくなり、すり減りやすい状態になっていくのです。軟骨には血管がないため、一度すり減ってしまうと自然には再生しにくい。これが、加齢に伴う膝の痛みの根本にある話です。

ただし、ここが大事なポイントなのですが、軟骨が多少すり減っていても痛みが出ない人はたくさんいます。レントゲンで「軟骨が減っています」と言われても、日常生活に全く支障がない方もいらっしゃるんです。

筋力の低下が膝に与える影響

加齢とともに悩ましくなるのが、筋肉量の低下です。特に太ももの前側にある大腿四頭筋は、膝関節を安定させるうえで非常に重要な筋肉です。

この筋肉が弱くなると、膝が不安定になって余計な負荷がかかりやすくなります。関節にかかる衝撃を筋肉で吸収できなくなるため、軟骨や関節に直接ダメージが蓄積されていくのです。実際に、膝の痛みで来院される方の多くに、この大腿四頭筋の著しい低下が見られます。

女性に特に多い理由

膝の痛みは女性のほうが圧倒的に多く、特に50代以降に急増します。その背景には、閉経後の女性ホルモン(エストロゲン)の急激な減少があります。エストロゲンには軟骨を保護する働きがあるため、これが減ることで軟骨がダメージを受けやすくなるのです。

さらに、もともと女性は男性に比べて筋肉量が少なく、骨盤の形状からO脚になりやすいという構造的な特徴もあります。こうした複数の要因が重なるため、同じ年齢でも女性のほうが膝の症状が出やすいのが現状です。

膝の痛みの原因は「加齢だけ」ではない

当院にも、長年にわたって膝の痛みに悩まれてきた方が多く来院されます。これまでの施術経験を通じてはっきりと言えることがあります。それは、膝の痛みの原因はひとつではなく、複数の問題が絡み合っているということです。

代表的な原因を挙げると、次のようなものがあります。

  • 加齢による軟骨のすり減りと筋力の低下
  • O脚・X脚などの骨格のアンバランス
  • 歩き方・立ち方などの日常動作のくせ
  • 体重増加による膝への慢性的な過負荷
  • スポーツや仕事による繰り返しの動作ストレス
  • 股関節や足首など、膝以外の関節の硬さや不安定さ

これだけ見ても、加齢はあくまで「要因のひとつ」に過ぎないことがわかりますよね。たとえ60代・70代であっても、これらの原因を一つひとつ整理して適切にアプローチすることで、痛みを大きく改善できるケースは珍しくありません。

膝以外の場所が原因になることも

膝が痛いから膝だけを見る——この考え方が、実は改善を遠ざけてしまうことがあります。膝の関節は、股関節・骨盤・足首といった周囲の関節と連動して動いています。

たとえば、股関節の動きが悪くなると、その代わりに膝が余計な仕事をするようになります。足首が硬くなれば、着地のたびに膝への衝撃が増してしまいます。膝の痛みの原因が、実は腰や骨盤のゆがみだったというケースも決して珍しくないのです。

当院では必ず全身のバランスを確認し、「なぜ今その場所に痛みが出ているのか」を丁寧に探っていきます。

こんな症状が出ていませんか?

膝の状態を確認するために、一度ご自身の症状と照らし合わせてみてください。あてはまるものが多いほど、早めのケアが大切になってきます。

症状考えられる状態
朝起き上がるとき、膝がこわばって動かしにくい関節内の炎症・可動域の低下
階段の下りで膝の内側や外側が痛む軟骨・靭帯へのストレス
長時間歩くと膝がだるく、腫れた感じがする関節液の増加・炎症
膝を曲げるときにゴリゴリ・ポキポキと音がする軟骨のすり減り・滑膜の変化
正座やしゃがみ込みができなくなってきた関節可動域の制限・変形の進行
じっとしていてもズキズキと痛む炎症が強い・早期受診が必要な状態

「最近こんな感じが続いているな」という方、ぜひそのまま次のセクションも読んでみてください。

放置するとどうなる?早めに対処すべき理由

「そのうち治るかな」と様子を見ているうちに、気づけば何年も経っていた——膝の痛みでよく聞く話です。膝の痛みは、放っておいてもなかなか自然には改善しません。むしろ、時間が経つほど状態が複雑になっていくことが多いのです。

初期の段階では「動き始めだけ少し痛い」という程度でも、放置することで痛みが慢性化し、関節の動く範囲が徐々に狭まっていきます。さらに進行すると、膝の変形が進んで歩行そのものが困難になったり、夜間にズキズキして眠れないほどの痛みに発展することもあります。

痛みをかばって歩くうちに、反対の膝や腰にも負担が蓄積されていくことも見逃せません。膝の問題が腰痛や股関節痛を引き起こすという連鎖が、当院でもよく見られるパターンです。早めに手を打てば打つほど、改善までの時間も短く、体への負担も小さくて済みます。

日常生活でできるセルフケア

膝のコンディションを整えるために、日常の中でできることもいくつかあります。今日から取り組める内容をまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

太もも前側の筋力をキープする

膝を守るうえで欠かせないのが、大腿四頭筋を鍛えることです。椅子に座って膝を伸ばしたまま足をゆっくり持ち上げ、5秒キープして下ろす——これだけでも十分なトレーニングになります。膝に直接負荷をかけないため、痛みが出ている時期でも取り組みやすいのが特徴です。

水中ウォーキングや自転車こぎも、膝への衝撃が少なく筋力を維持しやすい運動です。逆に、痛みが強い時期の正座やしゃがみ込み、無理な坂道ウォーキングは症状を悪化させる可能性があるため注意してください。

体重管理は侮れない

体重1kgを減らすだけで、膝にかかる負荷が3〜5kg分軽くなると言われています。つまり3kgの減量で、歩くたびに膝が受ける衝撃を最大15kgも減らせることになるのです。

食事制限だけでなく、日常の中で少し歩く距離を増やすだけでも体重管理の助けになります。無理のない範囲で体重を意識するだけで、膝への恩恵はとても大きいのです。

病院の治療では限界があるケースも

膝が痛くなって病院を受診すると、レントゲンや MRI での検査の後、主に薬や注射、リハビリなどが処方されます。これらは症状を和らげることには役立ちますが、根本的な原因に働きかけるものとは言えないケースも多いのが現実です。

たとえば、湿布や痛み止めは炎症を抑えて一時的な痛みの軽減には効果的ですが、なぜその炎症が起きているのかの原因は取り除けません。ヒアルロン酸の注射も、関節の潤滑を助ける効果はありますが、打ち続けなければ効果が維持できないことも多くあります。

「病院でも改善しなかった」という方が当院に来られることは珍しくありません。そういった方でも、姿勢や動作の問題・筋肉のアンバランス・骨格のゆがみをしっかり整えることで、痛みが大きく変わることがあります。

当院が膝の痛みに向き合う方法

当院に膝の痛みで来院された方に、まず最初にお伝えしていること。それは「膝だけを診ません」ということです。膝の痛みが起きているのには必ず理由があり、その理由を探るためには全身を診なければ答えが出ないことがほとんどです。

検査からはじまる施術

初回は問診と検査にたっぷり時間をとります。これまでのケガや病歴、生活習慣、動き方のくせ——こうした情報がそろってはじめて、「あなたの膝が痛い本当の理由」が見えてきます。

姿勢の写真を撮り、関節の動きを確認し、どの動作でどう痛むのかを細かく確認していきます。「なぜ痛いのか」が明確になれば、施術の方向性も自然と定まってきます。

整体・鍼灸・矯正を組み合わせた施術

原因が特定できたら、それに対して最も効果的なアプローチを選択します。当院では整体・鍼灸・骨格矯正を組み合わせた施術を行っており、お体の状態に応じて毎回内容を調整します。

鍼灸は特に、深部の筋肉や関節周囲の血流改善に優れており、炎症の鎮静化や筋肉の緊張緩和に高い効果を発揮します。整体や矯正と組み合わせることで、痛みの根本にある構造的な問題にも同時にアプローチできるのが当院の強みです。

セルフケアまで一緒に考えます

施術を受けて痛みが楽になっても、日常に戻ったときに同じ動きや姿勢のくせが続けば、また同じ場所に負担が蓄積されます。だからこそ当院では、施術と並行して「自宅でできるセルフケア」もお伝えしています。通院が終わった後も、ご自身で体を守れるようになってほしいというのが、僕の正直な気持ちです。

膝の痛みが改善した患者さんの声

実際に当院で施術を受けて変化を実感された方の声を、少しだけ紹介させてください。

50代の女性の方は、介護のお仕事をされていて長年右膝の慢性的な痛みに悩まれていました。階段の昇り降りや長時間の歩行後に特につらいとのことでしたが、姿勢と動作の検査を通じて膝だけでなく股関節の連動の問題が見つかり、そこに集中してアプローチすることで着実に改善されていきました。

60代の女性の方は、「右膝が痛かったのがすっかり痛みがなくなり、朝、腰も痛くて起きるのが苦痛だったのが、難なく起き上がれるようになった」とお喜びの言葉をいただきました。これが整体と鍼の組み合わせで実現できた、ひとつの例です。

年齢を重ねてから来院される方も多く、「こんなに変わるとは思わなかった」という感想を聞くたびに、もっと早く来てほしかったとも感じます。

よくあるご質問

温めるのと冷やすの、どちらが正しいですか?

痛みの状態によって使い分けることが大切です。じっとしていてもズキズキと強い痛みがある、膝が赤くなって熱を持っているという場合は冷やすことを優先してください。反対に、慢性的な重だるさや動き始めだけ少し痛む程度なら、温めて血流を促すほうが症状が和らぐことが多いです。

サポーターや湿布は効果がありますか?

その場の痛みを和らげる補助的な効果はありますが、根本的な原因へのアプローチにはなりません。サポーターは頼り続けると周囲の筋肉が弱くなる場合もあるため、使い方には気をつけてほしいと思っています。

どんな運動が膝に向いていますか?

膝への直接的な衝撃が少ない水中ウォーキング、自転車こぎ、水泳などがおすすめです。一方で、痛みが強い時期の登山・ジョギング・正座を伴う動作は症状を悪化させることがあるため、体の状態に合わせて選んでいただければと思います。

体重を減らすと本当に膝が楽になりますか?

はい、かなり効果があります。体重が1kg減るだけで膝への負担は3〜5kg分軽くなります。特に体重が増えてから膝の不調が始まったという方には、体重管理が大きな改善の糸口になることが多いです。

手術なしで改善することはできますか?

多くのケースでは、手術をせずに症状を大幅に改善することが可能です。適切な運動療法や体重管理、整体・鍼灸によるアプローチで、日常生活に支障がない状態まで戻られた方が当院にも多くいらっしゃいます。まずはご相談だけでも、ぜひ気軽にお越しください。

最後に——一人で抱え込まないでほしい

僕は子どものころ、川崎病をはじめとして様々な体の問題と向き合ってきました。スポーツを掛け持ちするほど体を動かすことが好きだったのに、ドクターストップを受けて競技を減らさざるを得なかった時期もあります。好きなことを思い切りできない辛さは、身をもって知っています。

そのたびに鍼灸師である父が、痛みの原因と向き合い方を丁寧に教えてくれました。「なぜ痛むのか」がわかるだけで、不安が消えて前に進めるようになる。この経験が、今の施術スタイルの根っこにあります。

膝の痛みは「年齢だから仕方ない」と諦めてしまうには、あまりにもったいない症状です。原因を正しく特定し、適切にアプローチすれば、多くの場合で症状は改善できます。好きなことを好きなだけ楽しめる毎日を取り戻してほしい——それが、僕のいちばんの願いです。

どこへ相談すればいいかわからないときも、「こんな症状で行っていいのかな」と迷っているときも、いつでも気軽に声をかけてください。一人で悩まなくて、大丈夫ですよ。


院長:星野

どんなお悩みもお気軽にご相談ください

住所
大阪府和泉市伏屋町2-13-15
電話番号
0725-25-9060
定休日
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