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雨が降るのが分かる!?肩こり天気予報?

お知り合いや、身内の方に、「雨が降る前やから首が痛いわ~」
など天気が悪くなると肩こりや頭痛、膝の痛みなどの身体の不調を感じる方がいますか?
けっこういらっしゃると思います。ベテランになると、「天気予報より当たるわ!」と言っている方もいます。
なぜ天気が悪くなると肩こりなどの身体の不調を感じやすくなるのでしょうか?
天気が悪い時に身体の中で何が起きてる?
天気が変わると雨が降ったり、気温が下がったり風が吹くなど環境が変化してきます。
その中で一番身体に影響を与えているのが気圧の変化なんです。
気圧が下がるから雨が降り風が吹いているんですね。すいません、身体の話をしていたのに天気の話になってました!
でもそれだけ気圧って環境に影響を与えているんですよね。人間も自然環境の中で生活しているんで当たり前にその環境を受けているんです。
気圧が下がると身体にどんな影響を受けて不調を感じやすくなるかと言うと、身体の内側の圧が高まって筋肉、関節、神経を圧迫してしまって肩こりや関節の痛み、神経痛などの症状が出やすくなってしまうんです。
少しわかりにくい説明ですいません、分からないですよね。
たとえば高い山に登って標高が高所に行くほど気圧が下がってくるんですけど、ポ〇トチップスみたいな袋詰めの物はパンパンに膨れるんですよね。
人間の身体も内側に水分を含んだ皮の袋だと思ってください。天気が悪くなって気圧が下がると内側からの圧が高まってパンパンとまでは行かなくても圧迫されやすくなります。
そうすると先ほど書きました筋肉、関節、神経などの圧も高まって肩こり、頭痛、関節痛などが出やすくなります。飛行機に乗って耳が「キ-ン」となってしまうのもこの気圧のせいですね。
人間の身体は思っているよりも繊細で外側の環境にすごく敏感に対応しているんですね。
「じゃあ天気が悪くなって身体の不調を感じるのは当たり前だから諦めないといけないの?」
となるかもしれませんが、そんなことありませんので安心してください!
天気に影響されない身体づくりとは?
天気が悪くなると身体の調子が悪くなる人もいれば平気な人もいます。当たり前ですが何が違うと思いますか?
身体は寒かったら体温を逃がさないようにしますし、暑かったら身体から熱を出していきます。身体は無意識の下で自分の状態をなるべく一定に保とうとしています。天気が変わって気圧が下がったとしても同じです。
つまり身体が天気の影響でも調子を崩さないようにしっかり調整をしてくれればいいんです。この調整の許容範囲を越えた時に肩こりや頭痛などの身体の不調を感じやすくなってしまうんです。
自己調整の許容範囲を越えないようにするには?
悪くなる理由は複雑ですが、予防方法は単純です。身体が少々の変化でも症状が発生しないように許容範囲に余裕を持たせてあげればいいんです。
つまりなるべく自分の中でコンディションのいい状態を維持できるように適切にケアしてあげることなんです。
結局、日々の積み重ねが大事ってことです。
まとめ
天気が悪くなると、気圧が大きく変化しやすいので肩こりや、関節痛などの症状が悪化しやすくなりますが、天気が安定すればこういった症状も治まってきて楽になり事も多いと思います。
しかしこういう症状がきつくなった時に無理してしまうと、症状を悪化させてしまい気候が安定しても改善がみられず徐々にしんどくなってしまうこともあります。
普段、肩こりや関節の痛みを感じていなくても
- 天気が崩れるのがなんとなくわかる。
- 季節の変わり目は調子を崩しやすい。
- 近頃冷えを感じる、寒さが苦手になった。
など身体の変化を感じるようになったら身体の調子が悪くなってきている信号です。悪化する前にしっかりと休息をとり、身体の症状の変化に対応する許容範囲を戻してあげてください。
感じるから悪いって事でなく、これをご自身の健康の目安として健やかな生活に役立てて頂けると嬉しいです。
もしどうしたらいいか分からなかったり、自分でケア出来る範囲を越えてしまったら、出来るだけ早く信頼できる病院や整骨院に相談する様に心がけて下さい。