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肩こりを揉んでも治らないのはなぜ?マッサージしてもすぐ戻る原因を解説

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「肩こりを揉んでも、その時だけしか楽にならない」「マッサージを受けても翌日にはまた肩が重い」「強く揉んだあとに逆に痛くなった」そんな経験はありませんか?

肩こりをマッサージしてもすぐ戻ってしまう人のイメージ

肩がつらいと、自分で揉んだり家族に押してもらったりしたくなりますよね。マッサージによって、その場では肩が軽く感じられることもあります。

しかし、肩を揉んで楽になっても何度も肩こりが戻る場合、肩の筋肉だけに負担の原因があるとは限りません。

デスクワークやスマートフォン、腕を前に出したままの作業、肩甲骨や背中の動き、首の位置などが変わらなければ、マッサージ後に楽になっても再び肩へ負担がかかることがあります。

この記事では、鍼灸師・柔道整復師として20年以上肩こりの方をみてきた経験をもとに、肩こりを揉んでも治らない理由、マッサージしてもすぐ戻る場合、強く揉んだあとに悪化する場合、肩甲骨や背中まで確認する理由について分かりやすく解説します。

院長:星野

マッサージそのものを否定する必要はありません。「肩を楽にすること」と「肩へ負担が集中する理由を見直すこと」を分けて考えるのがポイントです。

目次

肩こりを揉んでも治らないのはなぜ?

肩を揉んでも何度もこりや重だるさが戻る場合は、「肩が硬いから揉み足りない」と考えるのではなく、なぜ肩へ負担が集中しているのかを確認することが大切です。

肩だけに負担の原因があるとは限らない

肩こりがあると、どうしても肩の筋肉ばかり気になります。

しかし、首や肩は頭や腕を支えながら、肩甲骨や背中とも連動して動いています。

そのため、肩甲骨や背中が動きにくい、頭が前へ出た姿勢が長く続くなどすると、肩周辺の筋肉が頑張り続ける状態になることがあります。

デスクワークやスマホ姿勢が変わっていない

マッサージで一時的に肩が楽になっても、その後また同じ姿勢で長時間作業すれば、肩には再び負担がかかります。

  • 一日中パソコン作業をしている
  • スマートフォンを見る時間が長い
  • 腕を前へ出したまま作業する時間が長い
  • 同じ姿勢を何時間も続ける
  • 肩に力が入ったまま仕事をしている

このような生活が続いている場合は、肩を揉むだけでなく作業環境や身体の使い方も見直す必要があります。

肩甲骨や背中が動きにくい

腕を上げたり前へ伸ばしたりするときには、肩関節だけではなく肩甲骨や背中も一緒に動きます。

肩甲骨や背中の動きが少なくなると、その分だけ首や肩周辺へ負担が集中することがあります。

強い刺激が身体の状態に合っていない

「強く揉んでもらわないと効いた気がしない」という方もいますが、刺激は強ければ強いほどよいわけではありません。

揉んだあとに強い痛みが残る、首が動かしにくくなる、頭痛や気分不良が出る場合などは、刺激の強さや方法を見直しましょう。

マッサージすると楽になるのに肩こりがすぐ戻る理由

「マッサージした日は楽なのに、仕事を始めるとすぐ肩が重くなる」という方は少なくありません。

これは、マッサージによって一時的に身体が楽に感じられても、肩へ負担をかけている仕事環境や姿勢まで変わったわけではないことが一つの理由として考えられます。

  • 肩を揉むとその場は楽になる
  • 数時間後にはまた重くなる
  • 翌日の仕事で肩こりが戻る
  • また同じ場所を揉む
  • 何年も同じことを繰り返している

このような場合は、「肩のどこを揉むか」だけでなく、「何をすると肩こりが戻るのか」を確認してみましょう。

肩こりは強く揉んだ方が効く?

肩がガチガチに硬いと、「もっと強く押してほしい」「痛気持ちいいくらいが効く」と思う方もいるでしょう。

しかし、強い刺激を我慢することが、肩こり改善に必要なわけではありません。

刺激を受けたあとに肩や首が動かしやすくなるのであればよいですが、強い痛みが残る、翌日にさらに首肩が動かしにくいといった場合は、刺激が身体の状態に合っていない可能性があります。

「もっと強く揉まないと効かない」と強さだけを求めるのではなく、施術後の身体の変化を確認することが大切です。

肩を揉んだあとに痛みが悪化する場合

マッサージ後に肩や首が以前より痛くなる、動かしにくくなる場合があります。

そのような状態をすべて「もみ返しだから効いている証拠」と考え、さらに刺激を加え続けることはおすすめしません。

特に次のような場合は、セルフマッサージを一度中止して状態を確認しましょう。

  • 触れるだけでも強い痛みがある
  • 揉んだあとに痛みが強くなった
  • 急に首を動かせなくなった
  • 腕や手にしびれがある
  • 頭痛やめまいなど他の症状がある
  • 転倒・事故などのあとから痛い

症状が続く場合は、無理に揉まず医療機関などで状態を確認してください。

首・肩を自分で強く揉んでも大丈夫?

肩を軽くさすったり、無理のない範囲で触れたりして楽になるのであれば、セルフケアをすべて避ける必要はありません。

ただし、首は肩以上に慎重に扱う必要があります。

  • 首の前側を強く押さない
  • 首の骨を直接強く押さない
  • 痛みを我慢してグイグイ揉まない
  • 家族に首を強く押してもらわない
  • しびれやめまいが出る場合は刺激を続けない

強い症状がある場合は、「肩こりだから揉めばよい」と自己判断しないことが大切です。

肩が硬い=マッサージすればよいとは限らない

肩を触るとガチガチに硬く、「ここをほぐせば肩こりが治るのでは?」と思うことがあります。

もちろん肩周辺の筋肉が緊張している場合もありますが、なぜその筋肉が緊張し続けているのかを確認することが大切です。

  • 頭が身体より前へ出ている
  • 背中が丸くなっている
  • 腕を前に出した作業が長い
  • 肩甲骨をほとんど動かしていない
  • 緊張すると無意識に肩へ力が入る

こうした状態が続いていれば、肩を揉んでも仕事や生活に戻ったときに再び肩へ負担がかかる可能性があります。

肩こりなのに肩甲骨や背中を確認する理由

当院では肩こりの方でも、肩だけではなく肩甲骨や背中、首などの動きを確認します。

パソコン作業では肩甲骨が同じ位置になりやすい

パソコン作業では両腕を前へ出した状態が長時間続きます。

その間、肩甲骨も同じような位置に留まりやすくなり、首から肩、肩甲骨周辺の筋肉へ負担がかかることがあります。

背中が丸くなると首・肩が頑張りやすい

背中が丸くなり、頭が身体より前へ出た姿勢になると、首や肩周辺の筋肉が頭を支え続ける状態になりやすくなります。

そのため、肩だけを揉むのではなく、肩甲骨や背中が動いているか、姿勢がどのようになっているかも確認します。

姿勢について気になる方は、姿勢矯正についての症状ページも参考にしてください。

肩こりと一緒に頭痛がある場合

肩こりが強いときに、後頭部や頭全体に重さ・締めつけ感を感じる方もいます。

首肩のこりと頭痛が一緒にみられることはありますが、頭痛の原因がすべて肩こりというわけではありません。

いつもと違う急な激しい頭痛、手足の麻痺、ろれつが回りにくい、意識がおかしいなどの症状がある場合は、肩こりのセルフケアをせず速やかに医療機関へ相談してください。

首肩のこりと頭痛については、緊張型頭痛についての症状ページも参考にしてください。

肩こりと一緒に腕・手がしびれる場合

「肩が凝っていると思っていたら、腕や手までしびれる」という場合は、肩の筋肉だけの問題と決めつけないようにしてください。

  • 腕から手にかけてしびれる
  • 手に力が入りにくい
  • 細かい作業がしにくい
  • 首を動かすとしびれが強くなる

このような症状がある場合は、首の神経などの状態も確認する必要があります。強く首や肩を揉み続けず、医療機関へ相談してください。

首の症状もある方は、首の痛みについての症状ページも参考にしてください。

マッサージしても肩こりが戻る人のセルフチェック

何度揉んでも肩こりを繰り返している方は、次の項目を確認してみましょう。

  • 一日数時間パソコンを使う
  • スマートフォンを見る時間が長い
  • 頭が前へ出た姿勢になりやすい
  • 背中が丸くなりやすい
  • 腕を上げにくい
  • 肩甲骨を動かしにくい
  • 首を左右へ向きにくい
  • 毎回同じ場所を揉んでいる
  • 揉んだ直後だけ楽になる
  • 肩こりと一緒に頭痛がある

当てはまる項目があるから原因が決まるわけではありませんが、「何をしているときに肩がつらくなるか」を整理するヒントになります。

肩こりを繰り返さないために大切なこと

同じ姿勢を長時間続けない

どんな姿勢でも同じ状態を長時間続けると、特定の筋肉へ負担が集中しやすくなります。

パソコン作業では、可能な範囲で定期的に立つ、腕を動かす、座り直すなど姿勢を変えてみましょう。

肩甲骨や背中を動かす

肩を強く揉む代わりに、痛みのない範囲で腕を上げる、肩を回す、背中を伸ばすなど、普段動きが少ない部分を動かす方法もあります。

パソコン環境を確認する

モニターが低すぎる、キーボードやマウスが遠い、椅子と机の高さが合っていない場合は、首や肩へ余計な負担がかかることがあります。

画面や机の位置だけで「正解」を作るのではなく、無理なく作業でき、こまめに姿勢を変えられる環境を整えましょう。

睡眠や疲労も確認する

仕事が忙しく睡眠不足が続いている、精神的に緊張する時間が長いなど、身体の回復が追いつかない状況では肩のつらさを感じやすくなる場合があります。

マッサージだけではなく、休息や睡眠を含めて生活全体を見直すことも大切です。

マッサージせず病院へ相談した方がよい肩こり

肩こりと思っている症状の中には、セルフマッサージだけで様子を見ない方がよい場合もあります。

  • 腕や手の強いしびれがある
  • 手や腕に力が入りにくい
  • 急に激しい頭痛が出た
  • ろれつが回りにくい、麻痺などがある
  • 発熱や強い体調不良を伴う
  • 事故や転倒後から首肩が痛い
  • 胸の痛みや息苦しさなどを伴う
  • 日ごとに症状が悪化している

普段の肩こりとは明らかに違う症状がある場合は、強く揉まず医療機関へ相談してください。

当院が肩こりで「肩だけ」を揉まない理由

私が20年以上、肩こりの方をみてきて感じるのは、肩を揉んで一時的に楽になっても、肩へ負担を集めている姿勢や身体の使い方が変わらなければ、同じ症状を繰り返す方が少なくないということです。

そのため星野BodyCare鍼灸整骨院では、肩こりの方でも肩だけを見るのではなく、

  • 首が左右に動くか
  • 肩を上げやすいか
  • 肩甲骨が動いているか
  • 背中が動いているか
  • 頭の位置や姿勢
  • 腕の使い方
  • デスクワークなど日常生活での負担

などを確認します。

そのうえで、一人ひとりの身体の状態に合わせて整体や鍼灸などを組み合わせ、必要に応じて仕事中の姿勢やセルフケアについてもお伝えしています。

院長:星野

「どこを揉めばいいか」だけではなく、「なぜ肩を揉んでもまたつらくなるのか」まで確認することが大切だと考えています。

肩こりを揉んでも治らないときのよくある質問

肩こりを揉んでも治らないのはなぜですか?

肩を揉んで一時的に楽になっても、長時間のデスクワークやスマホ姿勢、肩甲骨や背中の動きなど、肩へ負担をかける要因が残っていれば症状を繰り返すことがあります。

マッサージすると楽になるのにすぐ戻るのはなぜですか?

マッサージ後に身体が楽に感じても、仕事や生活で再び同じ姿勢や動作を続けることで、肩へ負担がかかっている可能性があります。

肩こりは強く揉んだ方がいいですか?

強い刺激ほど効果が高いとは限りません。刺激後に強い痛みが残る、首肩が動かしにくくなる場合は、無理に強く揉み続けないようにしましょう。

肩を揉んだあと痛くなるのは揉み返しですか?

マッサージ後に痛みが出る理由は一つではありません。「もみ返しだから大丈夫」と決めつけず、痛みが強い、長く続く、他の症状を伴う場合は刺激を中止してください。

肩こりで首まで揉んでも大丈夫ですか?

首はデリケートな場所なので、強く押したり骨の真上を刺激したりすることは避けてください。腕のしびれやめまいなどがある場合は、セルフマッサージをせず医療機関へ相談しましょう。

マッサージしても治らない肩こりはどうすればいいですか?

何度も同じ肩こりを繰り返す場合は、肩だけではなく、首・肩甲骨・背中の動きや仕事中の姿勢など、どこに負担が集中しているかを確認することが大切です。

まとめ|肩を揉むだけでなく「なぜ肩がつらくなるか」を確認しましょう

肩こりに対するマッサージは、身体が楽に感じる方法の一つです。

しかし、肩を揉んでも何度も症状が戻る場合は、「もっと強く揉まなければ」と考えるのではなく、肩へ負担を集中させている要因がないか確認しましょう。

  • マッサージ直後だけ楽になる
  • 仕事をするとすぐ肩こりが戻る
  • 強く揉むと逆に痛くなる
  • 長時間パソコンやスマホを使う
  • 肩甲骨や背中を動かしにくい
  • 首の動きも悪い
  • 頭痛や腕のしびれもある

このような方は、「肩を揉む」ことだけで終わらず、どの姿勢・動作で症状が戻るのかを整理してみてください。

星野BodyCare鍼灸整骨院では、肩だけではなく首・肩甲骨・背中・姿勢などを確認しながら、お一人おひとりの身体に合わせた施術をご提案しています。

肩こりを揉んでもすぐ戻る、長年同じ症状を繰り返しているという方は、肩こりについて詳しく解説した症状ページも参考にしてください。


院長:星野

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