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なぜ痛む?むちうちの発生メカニズム

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こんにちは、星野BodyCare鍼灸整骨院の星野です。交通事故に遭われた方から「事故の衝撃はそれほど大きくなかったのに、なぜこんなに痛いのでしょうか」というご相談をよくいただきます。実はむちうちという症状が起こる仕組みを理解することで、今お悩みの痛みやしびれの原因がはっきりと見えてくるんです。

追突事故の瞬間、あなたの体には想像以上の力が加わっています。そしてその力が首や肩、背中にどのような影響を与えているのか、正しく知ることが改善への第一歩になります。今日はむちうちが発生する身体のメカニズムについて、できるだけわかりやすくお伝えしていきますね。

院長:星野

事故直後は痛みを感じなくても、数日後に症状が現れるのには理由がある

目次

交通事故の瞬間、首に何が起きているのか

むちうちが起こる瞬間の身体の動きを理解することは、症状の原因を知る上でとても大切です。追突事故を例にすると、後ろから車にぶつけられた瞬間、まず座席に座っているあなたの体が前方へと押し出されます。この時、シートベルトで固定されている体幹部分は車と一緒に前に進むのですが、頭部だけは慣性の法則によってその場に留まろうとするんです。

結果として首が後ろに反り返る形になり、その直後に反動で今度は前方へと強く振られます。この一連の動きがまるで鞭を打つような動作に似ていることから、むちうちと呼ばれるようになりました。医学的には頸椎捻挫や外傷性頚部症候群と診断されることが多く、首の軟部組織に損傷が生じている状態を指します。

当院に来院される患者様の中には「ぶつかった瞬間の記憶がはっきりしない」とおっしゃる方も少なくありません。それほど一瞬の出来事なのですが、その短い時間に首には相当な負担がかかっているということを知っておいてほしいのです。

首の組織が損傷するメカニズム

では、むちのように振られた首の中で、具体的にどの部分が損傷を受けているのでしょうか。首には頸椎と呼ばれる7つの骨があり、その周りを筋肉や靭帯、神経や血管が複雑に取り囲んでいます。事故の衝撃によって首が通常の可動域を超えて動かされると、これらの組織に微細な損傷が生じるのです。

筋肉と靭帯への影響

首を支える筋肉群は、通常であれば頭部の重さを支えながら滑らかな動きを可能にしています。しかし事故の際の急激な動きによって、筋繊維が引き伸ばされたり部分的に断裂したりすることがあります。特に首の前側にある胸鎖乳突筋や、後ろ側の僧帽筋、頭板状筋などが損傷を受けやすい部位です。

また、骨と骨をつなぐ靭帯も同様に損傷を受けます。頸椎の安定性を保つために重要な役割を果たしている前縦靭帯や後縦靭帯、黄色靭帯などが伸びたり傷ついたりすることで、首の不安定感や痛みが生じるようになります。これらの軟部組織の損傷は、レントゲン検査では映らないことが多く、病院で「骨に異常はありません」と言われても痛みが続く理由がここにあるのです。

椎間関節と椎間板の損傷

頸椎と頸椎の間には椎間関節という小さな関節があり、首の動きを滑らかにする役割を担っています。むちうちの際には、この椎間関節に過度な力が加わることで関節包が損傷したり、関節内で炎症が起きたりします。これが首を動かした時の鋭い痛みの原因になっていることが多いんです。

さらに、頸椎の間でクッションの役割をしている椎間板にも影響が及びます。椎間板は外側の線維輪と内側の髄核から構成されているのですが、強い衝撃によって線維輪に亀裂が入ったり、髄核が後方に移動したりすることがあります。この椎間板の変化が神経を圧迫すると、腕や手のしびれといった症状が現れるようになります。

神経系への影響

首には脳から全身へと信号を送る重要な神経が通っています。頸椎の中を通る脊髄と、そこから枝分かれして腕へと向かう神経根が、むちうちによって影響を受けることがあるのです。直接的な圧迫だけでなく、周囲の炎症による間接的な刺激も神経症状を引き起こす要因になります。

また、首には自律神経も密接に関わっています。交感神経が過度に刺激されることで、めまいや耳鳴り、頭痛、吐き気といった一見すると首とは関係なさそうな症状が現れることもあります。当院に来られる患者様の中にも、首の痛みだけでなくこうした自律神経症状に悩まされている方が少なくありません。

なぜ事故直後に痛みを感じないのか

むちうちの特徴的な点として、事故直後には痛みをあまり感じず、数時間後から翌日、あるいは数日経ってから症状が現れることがあります。これには明確な理由があるんです。事故という緊急事態に遭遇すると、体内でアドレナリンやエンドルフィンといったホルモンが大量に分泌されます。

これらのホルモンには鎮痛作用があり、一時的に痛みを感じにくくする働きがあります。いわば体が自分を守るための防衛反応なのですが、興奮状態が落ち着いてくるとホルモンの分泌も正常に戻り、そこで初めて損傷部位の痛みを認識するようになります。また、炎症反応は時間をかけて進行するため、受傷直後よりも数日後の方が痛みや腫れが強くなることもあるのです。

だからこそ、事故直後に「大丈夫」と思っても、必ず医療機関を受診することが重要になります。早期に適切な検査と治療を開始することが、その後の回復を大きく左右するということを覚えておいてください。

症状が長引くメカニズム

むちうちの症状が数ヶ月、場合によっては年単位で続いてしまうケースもあります。これにも身体のメカニズムが関係しているんです。損傷を受けた筋肉や靭帯は、通常であれば数週間から数ヶ月で修復されていきます。しかし、その修復過程で適切な治療やリハビリが行われないと、筋肉が硬く短縮した状態で治ってしまったり、関節の可動域が制限されたままになったりします。

すると首や肩の筋肉は常に緊張状態を強いられ、血流が悪化して慢性的な痛みやこりが続くようになります。さらに痛みをかばうために不自然な姿勢を取り続けることで、首だけでなく背中や腰にまで負担が広がっていくこともあるのです。また、長引く痛みによる精神的ストレスが筋肉の緊張をさらに高め、悪循環を生み出してしまうケースも少なくありません。

当院では開院以来、むちうちでお困りの方を数多く診てきましたが、症状が長引いている方に共通しているのは、初期の段階で適切な対応ができていなかったということです。だからこそ、できるだけ早い段階で原因をしっかりと見極め、一人ひとりの状態に合わせた治療を行うことが何より大切になります。

むちうちの回復に必要なこと

ここまでむちうちが起こる仕組みについてお話ししてきましたが、では実際に症状を改善していくためには何が必要なのでしょうか。まず第一に、どの組織がどの程度損傷しているのかを正確に把握することです。筋肉の問題なのか、関節の問題なのか、神経が関わっているのか、それによって治療のアプローチは大きく変わってきます。

当院では初回の検査に多くの時間をかけ、姿勢分析や関節可動域検査、神経学的検査などを組み合わせて原因を特定していきます。そして損傷した組織の修復を促すだけでなく、首の正常な動きを取り戻し、再発しにくい体づくりをサポートしていくことを目標にしています。鍼灸や整体、矯正といった技術を、あなたの状態に最も適した形で組み合わせることで、症状の根本的な改善を目指すのです。

一人で悩まず、まずはご相談を

むちうちという症状は、その発生メカニズムを理解することで、なぜ痛みが出ているのか、なぜ症状が長引いているのかが見えてきます。首という小さな部位に、筋肉、靭帯、関節、椎間板、神経といった多くの組織が複雑に関わり合っているからこそ、一人ひとりの症状や原因も異なってくるのです。

だからこそ、画一的な治療ではなく、丁寧な検査に基づいた個別の治療計画が必要になります。病院で「様子を見ましょう」と言われたり、他の治療院で改善が見られなかったりしても、諦める必要はありません。原因さえしっかりと特定できれば、むちうちは改善できる症状なのです。

交通事故後の首の痛みや不調でお悩みなら、一人で抱え込まずにいつでも当院にご相談ください。あなたの体に今何が起きているのか、どうすれば改善できるのか、わかりやすく丁寧にお伝えします。一日でも早く、痛みのない日常を取り戻せるよう、全力でサポートさせていただきますね。


院長:星野

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